【オリックス】配当利回り3.8%は買い時?増配率12.8%の実力

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【オリックス】配当利回り3.8%は買い時?増配率12.8%の実力
  • 「配当金も株価も成長する優良企業」を見つけたい
  • リース業の投資先を知りたい
  • オリックスの買い時はいつ?

配当利回りと知名度で、なんとなく投資先を決めてませんか?
その判断が将来の配当額を大きく左右します。

📉話題性で飛びつき、高値掴み。
💦含み損に耐えきれず損切り。
⬇️そして減配…。

私も同じ失敗を繰り返しました。雰囲気で投資をし、企業のリスクを見落としたのが原因です。

今では「企業分析・買い時分析・競合比較」を徹底し、保有47銘柄中46銘柄が含み益の+870万円を達成しています(2026年1月時点)。

この記事では、再現性ある配当株投資の判断軸を示します。

最後まで読むことで、次のことがわかります。


  • 配当金も株価も成長する優良企業の見極め方
  • オリックスの投資判断と買い時
  • 競合と比較したオリックスの特徴

オリックス(8591)は累進配当を掲げ、創業以来60年黒字を続ける総合リース最大手企業です。

結論として、オリックスはポートフォリオのメインとなる優良企業です。
買い時は配当利回り3.8%以上株価3,158円以下が目安になります。

▼オリックスの企業分析

項目評価内容
業種景気敏感その他金融業
(リース)
売上高右肩上がりコロナで一時減
最高売上高更新

EPS
右肩上がり60年間、黒字継続
ROE8.76%8%前後で推移
長期で15%目標
PBR1.24倍24年から1倍超
最大値を更新中
自己資本比率24.2%20%超を安定して推移
配当金右肩上がり非減配14期
配当性向39.0% 20〜50%を推移
配当方針優秀配当性向39%
実質累進配当

▼オリックスの買い時分析

▼オリックスの競合比較

項目オリックス三菱HCキャピタル芙蓉総合リース
概要8591
プライム
8593
プライム
8411
プライム
売上高右肩上がり右肩上がり右肩上がり
EPS右肩上がり右肩上がり右肩上がり
ROE8.76%7.78%9.98%
PBR1.24倍1.11倍0.84倍
自己資本比率24.2%15.2%13.3%
配当金の推移非減配14年連続増配26年連続増配20年
配当性向39.0%42.5%30.2%
配当方針配当性向39%、累進配当配当性向40%以上配当性向向上
配当性向30%

🎙【忙しい方向け】AIによる記事要約ラジオ🎧

[再生時間:5分26秒]
通勤中や家事育児の合間にどうぞ。

オリックスの企業分析

企業分析からオリックスが「配当金も株価も成長する優良企業」か見極めます

企業分析で行う足切り条件分析の項目など、詳細はこちらで解説しています。

配当株投資におけるリース業の特徴

リース会社は「顧客が希望する機械や設備」をメーカーから購入し、顧客に長期間貸し出す事業です。

  1. 貸出収益:調達コストとリース料の差額で得る収益
  2. 資産収益:リース後に返却された物件(不動産、車、航空機)の売却益
  3. その他:設備の整備代、保険、資産管理など貸出に付随するサービス収益

金融政策によって調達コスト、市況によって売却益が影響を受ける景気敏感な業種です。

ゆず
ゆず

全国に展開している総合リースに投資すると、地域や業種をリスク分散できます。

リース企業の足切り条件

マネックス証券の銘柄スカウターを使用し、リース企業14社の中から「優良企業の候補」を厳選します。

足切り条件を使用するとリース企業14社→4社に絞り込むことができます。さらに全国展開している総合リースに限ると、オリックス1社です。

▼足切り条件でのオリックス評価

項目合格基準オリックス
収益性ROE
8%以上
8.76%
財務健全性自己資本比率
20%以上
24.2%
配当金の持続性配当性向
50%以下
39%
最低限のリターン配当利回り
2%以上
2.21%
成長性売上高成長率
0%以上
2.8%

(2026年2月)

オリックスの特徴

🥇国内最大手の総合リース企業

オリックスは全国に展開している総合リース最大手企業です。特定の地域や業種による影響が小さく、安定したキャッシュフローが入ってきます。

🛡リース以外の事業へ多角化

リース業以外にも事業を拡大しており、リスク分散した収益構造になっています。

  • 保険
  • レンタカー
  • ホテルやレジャー施設の運営

リーマショックやコロナ禍を経ても、創業以来60年間黒字を継続中。

💰高い株主還元姿勢

実質累進配当の方針を掲げ、非減配14年になります。自社株買いも積極的に行い、2025年11月から1,500億円を上限に自社株買いを実施中です。

売上高○:長期で上昇、過去最高2.8兆円

売上高のポイントをチェック【Click🔍】

売上高は、企業の成長性を示す指標であり、事業投資および配当金の源泉です。株価および配当金の成長性を判断する上で、安定した売上の成長が重要

  • :長期で連続した綺麗な右肩上がり
  • :長期で右肩上がり
  • ×:成長していないor減少傾向

売上高 2兆8,748億円(2025年3月期)
オリックスの売上高は、長期で右肩上がりです。新型コロナの影響で売上高が一時的に減少していますが、2022年から徐々に回復。2025年3月期の決算資料で過去最高の売上高を更新。

EPS◎:右肩上がり、黒字60年間継続

EPSのポイントをチェック【Click🔍】

EPS=純利益÷発行済み株式数
1株あたりの利益を示す指標。
企業の使命は、EPSを成長させることです。事業投資などで純利益が下がると、一時的にEPSも下がります。EPSの成長は増配期待につながるため、長期での増加傾向が重要

  • :一時的な上下があっても増加傾向
  • :横ばいで推移
  • ×:減少傾向

EPS 311.9円(2025年3月)
オリックスのEPSは、右肩上がりで成長しています。2021年には新型コロナの影響で、一時的に減少しましたが翌年には回復。景気敏感セクターながら安定成長を続け、60年間黒字を継続しています。

ROE△:8%以上を維持

ROEのポイントをチェック【Click🔍】

ROE=純利益÷自己資本×100
自己資本をいかに効率的に使って利益を出しているかを示す指標。
ROEが高いほど「収益性」の高い企業と言え、日本企業の平均ROEは8〜9%(大和総研)となります。一方、自己資本が少ない(=借金過多)ため、ROEが競合よりも高い場合に注意

  • :12%以上
  • :10%以上
  • :8%以上
  • ×:8%未満

ROE 8.76%(2025年3月)
2009年にはリーマンショック、2021年には新型コロナの影響で、一時的に8%以下へ減少。2035年までにROE15%を目標に掲げています(統合報告書)。

PBR○:直近1.24倍、平均は0.98倍

PBRのポイントをチェック【Click🔍】

PBR=株価÷1株あたりの純資産
企業の保有する純資産に対して、株価の割安さを示す指標。
PBR1倍以下は、企業の純資産に対して企業価値が低い状態(例:1万円の入った財布が、1万円以下で売られている状態)。PBRが高い場合でも、企業評価として問題はない
東証はPBR1倍以下の企業に改善策を要請している(日本経済新聞)。そのため、1倍以下の企業は、企業価値を上げるために増配や自社株買いが期待できます

  • :1倍以下
  • :1〜1.3倍
  • :1.3倍より上

PBR 1.24倍
長らく割安で放置されており、PBR1倍以下を推移していました。2025年からインフレの影響を受けて傾向が変化

自己資本比率△:20〜25%を安定推移

自己資本比率のポイントをチェック【Click🔍】

自己資本比率=純資産÷総資産×100
企業の「財務健全性」を示す指標。
自己資本比率が高いほど借金が少なく倒産リスクが低いため、不況時でも配当を維持しやすい安定性があります。大規模な事業投資により一時的に借金が多くなることがあるため、傾向も合わせて確認することが重要

  • :60%以上
  • :30%以上
  • :20%以上
  • ×:20%未満

自己資本比率 24.2%(2025年3月)
オリックスの自己資本比率は、20〜25%の間にあります。リース業は事業の構造上、自己資本比率が低くなります

  • オリックス:24.2%
  • 三菱HCキャピタル:15.2%
  • 芙蓉総合リース:13.3%

オリックスは競合と比較しても、高い自己資本比率を維持しています。

配当金◎:非減配14年、10年増配率12.8%

配当金のポイントをチェック【Click🔍】

配当金は、配当株投資における最終目標。
長期で安定的に成長している企業を厳選。原則、過去に減配や無配転落をしていない企業を選びます。ただし、世界的な経済ショック(コロナショックなど)により、短年のみ減配している企業は、よく分析して判断します。

  • :安定的、連続的な増配傾向
  • :断続的に長期で増配傾向
  • ×:減配or無配実績がある

1株配当金 120.01円(2025年3月)
リーマンショック時に減配して以降、14年非減配を続けています。新型コロナでEPSが減少した2021年3月期でも配当金を維持。
配当金額は10年で3.3倍(36円→120.01円)に増配しています。

🔍10年平均増配率(CAGR)

増配率を計算した結果、CAGRは12.8%でした。
▼CAGRの計算式
12.8%=(120.01円÷36円)(1÷10年)−1

増配率の計算とポートフォリオの運用について、こちらで解説。

配当性向○:年々増加傾向

配当性向のポイントをチェック【Click🔍】

配当性向=配当金の支払い総額÷純利益×100
配当金の継続可能性を示す指標。
減配することなく継続が可能か、増配する余力が残っているかを判断します。配当性向100%で利益の全てを配当金に当てている状態、100%以上で借金or貯金から支払っている状態です。

  • :30%以下
  • :50%未満
  • ×:50%以上

配当性向 39.0%(2025年3月)
オリックスの配当性向は、年々上昇しています。2021年3月には新型コロナの影響でEPSが減少した一方で、配当金を維持したため配当性向が50%まで増加しました。

配当方針◎:累進配当制度

配当方針のポイントをチェック【Click🔍】

企業と株主の約束であり、企業の還元姿勢を確認します。IR資料をチェックし、意味のある配当方針を掲げていることが重要です。配当金の維持や成長に関連した方針を評価し、「安定的な配当を継続する」といったお気持ち表明の方針は評価しません。

  • :累進配当制度やDOE制度など
  • :配当性向を目標にしている
  • ×:明確な配当方針がない

配当性向39%または前期配当のいずれか高い方とする(統合報告書)
配当性向を基準とした配当金額、または前期配当金額の高い方とするため、実質累進配当です。EPSの増加に伴って、配当金も成長する良い配当方針です。

結論、オリックスは優良企業

ここまでの分析内容について、まとめます。

項目評価内容
業種景気敏感その他金融業
(リース)
売上高右肩上がりコロナで一時減
最高売上高更新

EPS
右肩上がり60年間、黒字継続
ROE8.76%8%前後で推移
長期で15%目標
PBR1.24倍24年から1倍超
最大値を更新中
自己資本比率24.2%20%超を安定して推移
配当金右肩上がり非減配14期
配当性向39.0% 20〜50%を推移
配当方針優秀配当性向39%
実質累進配当

結論としてオリックスは「分析基準をクリアした優良企業」です。
増配率12.8%、累進配当、60年間黒字経営。成長性と安定性を兼ね備えたポートフォリオのメインとなる企業になります。

⚠️投資における懸念点
一方で以下のリスクには注意が必要です。

  • 景気敏感株である:不況時には株価が大きく下がります。
  • 金利上昇の影響:調達コスト増のリスクがあります。
  • 海外事業リスク:航空機など、世界情勢の影響を受けます。
オリックスのような優良企業を見つける企業分析は、【銘柄スカウター】で効率的になります。銘柄スカウターの使い方は、下記の記事で解説しています。
【オススメ】使うだけで100万得する!マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選

オリックスの買い時分析

高値掴みを避けるため、過去の配当利回りからオリックスの買い時を見極めます。

買い時の分析
10年間の配当利回りをPythonで分析し、「買い時で購入できる日は過去に何日あったか?」を統計的に評価します。
暴落時の分析
暴落時における株価の最安値から、市場がパニックに陥っているときの「最大配当利回り」を確認します。
銘柄スカウターを使った買い時分析と暴落時の分析について、詳細をこちらで解説しています。

オリックスの買い時は配当利回り3.8%

10年間で営業日は2,465日ありました。配当利回りの中央値は3.51%です。

ヒストグラムから日数が集中している利回り、利回りのグラフから山谷の位置を分析し、市場が意識しているサポートラインを設定します。

📉オリックスのサポートライン

中央値より上:3.8%、4.5%、5.3%

サポートラインで購入できた日数は、何日あったか?」を確認して買い時を決めます。

サポートライン 3.8% 
購入できた日数:873日
10年間(2,465日)で、35.4%の営業日数
買い時と判断
サポートライン 4.5% ×
購入できた日数:346日
10年間(2,465日)で、14.0%の営業日数
→14%しかないタイミングを待つのは機会損失になる
サポートライン 5.3% ×
購入できた日数:153日
10年間(2,465日)で、6.21%の営業日数
→6%しかないタイミングを待つのは機会損失になる

最大で配当利回り6.9%まで暴落

暴落時につけた株価の最安値から、最大利回りを計算します。暴落の基準として、サーキットブレーカーが発動したときの最大利回りを確認します。

新型コロナウイルスによるショック
最大利回り:6.9%(2020年3月)
日銀の金融政策変更によるショック
最大利回り:3.7%(2024年8月)
米国のトランプ関税によるショック
最大利回り:4.7%(2025年4月)
ゆず
ゆず

2024年8月の金融政策変更は、他の暴落ほどは下げませんでした。

【2025年度版】買い時の株価

分析の結果

  • 買い時:3.8%(873日、35%の営業日)
  • 暴落時の最大利回り:6.9%(2020年3月)

分析した配当利回りから、オリックスにおける購入タイミングの株価を計算します。2025年度の予定配当金1株あたり120.01円を使用。

買い時 3.8%
配当120.01円、利回り3.8% → 株価3,158円
暴落時の最大利回り 6.9%
配当120.01円、利回り6.9% → 株価1,739円

買い時の株価3,158円まで下落したときに、1回目の購入を行います。暴落時には最大1,739円まで下がる覚悟をし、購入するタイミングを分散します。

オリックスの競合比較

オリックスの競合として、総合リース会社の三菱HCキャピタルと芙蓉総合リースを比較します。

▼オリックスの競合比較

項目オリックス三菱HCキャピタル芙蓉総合リース
概要8591
プライム
8593
プライム
8411
プライム
売上高右肩上がり右肩上がり右肩上がり
EPS右肩上がり右肩上がり右肩上がり
ROE8.76%7.78%9.98%
PBR1.24倍1.11倍0.84倍
自己資本比率24.2%15.2%13.3%
配当金の推移非減配14年連続増配26年連続増配20年
配当性向39.0%42.5%30.2%
配当方針配当性向39%、累進配当配当性向40%以上配当性向向上
配当性向30%

3社を比較すると、各社の特徴が見えてきます。

  • オリックス:安定した財務と実質累進配当。主力銘柄として長期で持ち続けられる“攻守バランス型”。
  • 三菱HCキャピタル:26連続増配の実績は魅力。ただし財務面と収益性に注意が必要。
  • 芙蓉総合リース:10年増配率19%で競合TOP。財務面に注意が必要、かつ収益性の減少傾向が懸念。
ゆず
ゆず

私は3社とも保有しています。オリックスをメインに置き、他2社は財務状況と買い時の様子を伺っています。

オリックスをポートフォリオのメインとして保有

今回の分析をまとめます。

【📝投資判断】
オリックスは分析基準をクリアした、ポートフォリオの主力となる優良企業です

【⏳買い時】
配当利回り3.8%以上(株価3,158円以下)が目安。

【👍魅力的なポイント】

  • 実質累進配当で減配リスクが低い
  • 10年増配率12.8%の高い成長力
  • 事業を多角化し、60年間黒字の安定経営

【⚠️注意すべきポイント】

  • 景気敏感業種である
  • 金利上昇で調達コスト増の可能性
  • 世界情勢の影響を受けやすい

今回のような詳細な企業分析は、難しく感じるかもしれません。しかし、適切なツールを使えば、誰でもスマホ1台10分で優良企業を見つけ出すことができます。次の優良企業を見つけるのは、あなた自身です。

この記事の分析も、マネックス証券の「銘柄スカウター」を活用しています。無料で使える強力なツールなので、あなた自身の力で次の三菱UFJを見つけるために、ぜひ使い方をマスターしてみてください。

また、次の記事で。

⚠️当サイトは、情報提供が目的であり特定銘柄を推奨しておりません。投資判断は、自己責任でお願いします。

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