広告|サイト内にPRを含みます。

- 「配当金も株価も成長する優良企業」を見つけたい
- リース業の投資先を知りたい
- オリックスの買い時はいつ?
配当利回りと知名度で、なんとなく投資先を決めてませんか?
その判断が将来の配当額を大きく左右します。
📉話題性で飛びつき、高値掴み。
💦含み損に耐えきれず損切り。
⬇️そして減配…。
私も同じ失敗を繰り返しました。雰囲気で投資をし、企業のリスクを見落としたのが原因です。
今では「企業分析・買い時分析・競合比較」を徹底し、保有47銘柄中46銘柄が含み益の+870万円を達成しています(2026年1月時点)。

この記事では、再現性ある配当株投資の判断軸を示します。
最後まで読むことで、次のことがわかります。
- 配当金も株価も成長する優良企業の見極め方
- オリックスの投資判断と買い時
- 競合と比較したオリックスの特徴
オリックス(8591)は累進配当を掲げ、創業以来60年黒字を続ける総合リース最大手企業です。
結論として、オリックスはポートフォリオのメインとなる優良企業です。
買い時は配当利回り3.8%以上、株価3,158円以下が目安になります。
▼オリックスの企業分析
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 業種 | 景気敏感 | その他金融業 (リース) |
| 売上高 | 右肩上がり | コロナで一時減 最高売上高更新 |
EPS | 右肩上がり | 60年間、黒字継続 |
| ROE | 8.76% | 8%前後で推移 長期で15%目標 |
| PBR | 1.24倍 | 24年から1倍超 最大値を更新中 |
| 自己資本比率 | 24.2% | 20%超を安定して推移 |
| 配当金 | 右肩上がり | 非減配14期 |
| 配当性向 | 39.0% | 20〜50%を推移 |
| 配当方針 | 優秀 | 配当性向39% 実質累進配当 |
▼オリックスの買い時分析

▼オリックスの競合比較
| 項目 | オリックス | 三菱HCキャピタル | 芙蓉総合リース |
|---|---|---|---|
| 概要 | 8591 プライム | 8593 プライム | 8411 プライム |
| 売上高 | 右肩上がり | 右肩上がり | 右肩上がり |
| EPS | 右肩上がり | 右肩上がり | 右肩上がり |
| ROE | 8.76% | 7.78% | 9.98% |
| PBR | 1.24倍 | 1.11倍 | 0.84倍 |
| 自己資本比率 | 24.2% | 15.2% | 13.3% |
| 配当金の推移 | 非減配14年 | 連続増配26年 | 連続増配20年 |
| 配当性向 | 39.0% | 42.5% | 30.2% |
| 配当方針 | 配当性向39%、累進配当 | 配当性向40%以上 | 配当性向向上 配当性向30% |
🎙【忙しい方向け】AIによる記事要約ラジオ🎧
[再生時間:5分26秒]
通勤中や家事育児の合間にどうぞ。

オリックスの企業分析

企業分析からオリックスが「配当金も株価も成長する優良企業」か見極めます。
- 企業分析で行う足切り条件や分析の項目など、詳細はこちらで解説しています。
配当株投資におけるリース業の特徴
リース会社は「顧客が希望する機械や設備」をメーカーから購入し、顧客に長期間貸し出す事業です。
- 貸出収益:調達コストとリース料の差額で得る収益
- 資産収益:リース後に返却された物件(不動産、車、航空機)の売却益
- その他:設備の整備代、保険、資産管理など貸出に付随するサービス収益
金融政策によって調達コスト、市況によって売却益が影響を受ける景気敏感な業種です。

全国に展開している総合リースに投資すると、地域や業種をリスク分散できます。
リース企業の足切り条件
マネックス証券の銘柄スカウターを使用し、リース企業14社の中から「優良企業の候補」を厳選します。

足切り条件を使用するとリース企業14社→4社に絞り込むことができます。さらに全国展開している総合リースに限ると、オリックス1社です。
▼足切り条件でのオリックス評価
| 項目 | 合格基準 | オリックス |
|---|---|---|
| 収益性 | ROE 8%以上 | 8.76% |
| 財務健全性 | 自己資本比率 20%以上 | 24.2% |
| 配当金の持続性 | 配当性向 50%以下 | 39% |
| 最低限のリターン | 配当利回り 2%以上 | 2.21% |
| 成長性 | 売上高成長率 0%以上 | 2.8% |
(2026年2月)
オリックスの特徴
🥇国内最大手の総合リース企業
オリックスは全国に展開している総合リース最大手企業です。特定の地域や業種による影響が小さく、安定したキャッシュフローが入ってきます。
🛡リース以外の事業へ多角化
リース業以外にも事業を拡大しており、リスク分散した収益構造になっています。
- 保険
- レンタカー
- ホテルやレジャー施設の運営
リーマショックやコロナ禍を経ても、創業以来60年間黒字を継続中。
💰高い株主還元姿勢
実質累進配当の方針を掲げ、非減配14年になります。自社株買いも積極的に行い、2025年11月から1,500億円を上限に自社株買いを実施中です。
売上高○:長期で上昇、過去最高2.8兆円
売上高のポイントをチェック【Click🔍】
売上高は、企業の成長性を示す指標であり、事業投資および配当金の源泉です。株価および配当金の成長性を判断する上で、安定した売上の成長が重要。
- ◎:長期で連続した綺麗な右肩上がり
- ○:長期で右肩上がり
- ×:成長していないor減少傾向

売上高 2兆8,748億円(2025年3月期)
オリックスの売上高は、長期で右肩上がりです。新型コロナの影響で売上高が一時的に減少していますが、2022年から徐々に回復。2025年3月期の決算資料で過去最高の売上高を更新。
EPS◎:右肩上がり、黒字60年間継続
EPSのポイントをチェック【Click🔍】
EPS=純利益÷発行済み株式数
1株あたりの利益を示す指標。
企業の使命は、EPSを成長させることです。事業投資などで純利益が下がると、一時的にEPSも下がります。EPSの成長は増配期待につながるため、長期での増加傾向が重要。
- ◎:一時的な上下があっても増加傾向
- ○:横ばいで推移
- ×:減少傾向

EPS 311.9円(2025年3月)
オリックスのEPSは、右肩上がりで成長しています。2021年には新型コロナの影響で、一時的に減少しましたが翌年には回復。景気敏感セクターながら安定成長を続け、60年間黒字を継続しています。
ROE△:8%以上を維持
ROEのポイントをチェック【Click🔍】
ROE=純利益÷自己資本×100
自己資本をいかに効率的に使って利益を出しているかを示す指標。
ROEが高いほど「収益性」の高い企業と言え、日本企業の平均ROEは8〜9%(大和総研)となります。一方、自己資本が少ない(=借金過多)ため、ROEが競合よりも高い場合に注意。
- ◎:12%以上
- ○:10%以上
- △:8%以上
- ×:8%未満

ROE 8.76%(2025年3月)
2009年にはリーマンショック、2021年には新型コロナの影響で、一時的に8%以下へ減少。2035年までにROE15%を目標に掲げています(統合報告書)。
PBR○:直近1.24倍、平均は0.98倍
PBRのポイントをチェック【Click🔍】
PBR=株価÷1株あたりの純資産
企業の保有する純資産に対して、株価の割安さを示す指標。
PBR1倍以下は、企業の純資産に対して企業価値が低い状態(例:1万円の入った財布が、1万円以下で売られている状態)。PBRが高い場合でも、企業評価として問題はない。
東証はPBR1倍以下の企業に改善策を要請している(日本経済新聞)。そのため、1倍以下の企業は、企業価値を上げるために増配や自社株買いが期待できます。
- ◎:1倍以下
- ○:1〜1.3倍
- △:1.3倍より上

PBR 1.24倍
長らく割安で放置されており、PBR1倍以下を推移していました。2025年からインフレの影響を受けて傾向が変化。
自己資本比率△:20〜25%を安定推移
自己資本比率のポイントをチェック【Click🔍】
自己資本比率=純資産÷総資産×100
企業の「財務健全性」を示す指標。
自己資本比率が高いほど借金が少なく倒産リスクが低いため、不況時でも配当を維持しやすい安定性があります。大規模な事業投資により一時的に借金が多くなることがあるため、傾向も合わせて確認することが重要。
- ◎:60%以上
- ○:30%以上
- △:20%以上
- ×:20%未満

自己資本比率 24.2%(2025年3月)
オリックスの自己資本比率は、20〜25%の間にあります。リース業は事業の構造上、自己資本比率が低くなります。
- オリックス:24.2%
- 三菱HCキャピタル:15.2%
- 芙蓉総合リース:13.3%
オリックスは競合と比較しても、高い自己資本比率を維持しています。
配当金◎:非減配14年、10年増配率12.8%
配当金のポイントをチェック【Click🔍】
配当金は、配当株投資における最終目標。
長期で安定的に成長している企業を厳選。原則、過去に減配や無配転落をしていない企業を選びます。ただし、世界的な経済ショック(コロナショックなど)により、短年のみ減配している企業は、よく分析して判断します。
- ◎:安定的、連続的な増配傾向
- ○:断続的に長期で増配傾向
- ×:減配or無配実績がある

1株配当金 120.01円(2025年3月)
リーマンショック時に減配して以降、14年非減配を続けています。新型コロナでEPSが減少した2021年3月期でも配当金を維持。
配当金額は10年で3.3倍(36円→120.01円)に増配しています。
🔍10年平均増配率(CAGR)
増配率を計算した結果、CAGRは12.8%でした。
▼CAGRの計算式
12.8%=(120.01円÷36円)(1÷10年)−1
増配率の計算とポートフォリオの運用について、こちらで解説。
配当性向○:年々増加傾向
配当性向のポイントをチェック【Click🔍】
配当性向=配当金の支払い総額÷純利益×100
配当金の継続可能性を示す指標。
減配することなく継続が可能か、増配する余力が残っているかを判断します。配当性向100%で利益の全てを配当金に当てている状態、100%以上で借金or貯金から支払っている状態です。
- ◎:30%以下
- ○:50%未満
- ×:50%以上

配当性向 39.0%(2025年3月)
オリックスの配当性向は、年々上昇しています。2021年3月には新型コロナの影響でEPSが減少した一方で、配当金を維持したため配当性向が50%まで増加しました。
配当方針◎:累進配当制度
配当方針のポイントをチェック【Click🔍】
企業と株主の約束であり、企業の還元姿勢を確認します。IR資料をチェックし、意味のある配当方針を掲げていることが重要です。配当金の維持や成長に関連した方針を評価し、「安定的な配当を継続する」といったお気持ち表明の方針は評価しません。
- ◎:累進配当制度やDOE制度など
- ○:配当性向を目標にしている
- ×:明確な配当方針がない

配当性向39%または前期配当のいずれか高い方とする(統合報告書)
配当性向を基準とした配当金額、または前期配当金額の高い方とするため、実質累進配当です。EPSの増加に伴って、配当金も成長する良い配当方針です。
結論、オリックスは優良企業
ここまでの分析内容について、まとめます。
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 業種 | 景気敏感 | その他金融業 (リース) |
| 売上高 | 右肩上がり | コロナで一時減 最高売上高更新 |
EPS | 右肩上がり | 60年間、黒字継続 |
| ROE | 8.76% | 8%前後で推移 長期で15%目標 |
| PBR | 1.24倍 | 24年から1倍超 最大値を更新中 |
| 自己資本比率 | 24.2% | 20%超を安定して推移 |
| 配当金 | 右肩上がり | 非減配14期 |
| 配当性向 | 39.0% | 20〜50%を推移 |
| 配当方針 | 優秀 | 配当性向39% 実質累進配当 |
結論としてオリックスは「分析基準をクリアした優良企業」です。
増配率12.8%、累進配当、60年間黒字経営。成長性と安定性を兼ね備えたポートフォリオのメインとなる企業になります。
⚠️投資における懸念点
一方で以下のリスクには注意が必要です。
- 景気敏感株である:不況時には株価が大きく下がります。
- 金利上昇の影響:調達コスト増のリスクがあります。
- 海外事業リスク:航空機など、世界情勢の影響を受けます。
- オリックスのような優良企業を見つける企業分析は、【銘柄スカウター】で効率的になります。銘柄スカウターの使い方は、下記の記事で解説しています。
【オススメ】使うだけで100万得する!マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選
オリックスの買い時分析

高値掴みを避けるため、過去の配当利回りからオリックスの買い時を見極めます。
- 買い時の分析
- 10年間の配当利回りをPythonで分析し、「買い時で購入できる日は過去に何日あったか?」を統計的に評価します。
- 暴落時の分析
- 暴落時における株価の最安値から、市場がパニックに陥っているときの「最大配当利回り」を確認します。
- 銘柄スカウターを使った買い時分析と暴落時の分析について、詳細をこちらで解説しています。
オリックスの買い時は配当利回り3.8%

10年間で営業日は2,465日ありました。配当利回りの中央値は3.51%です。
ヒストグラムから日数が集中している利回り、利回りのグラフから山谷の位置を分析し、市場が意識しているサポートラインを設定します。
📉オリックスのサポートライン
中央値より上:3.8%、4.5%、5.3%
「サポートラインで購入できた日数は、何日あったか?」を確認して買い時を決めます。

- サポートライン 3.8% ○
- 購入できた日数:873日
10年間(2,465日)で、35.4%の営業日数
→買い時と判断 - サポートライン 4.5% ×
- 購入できた日数:346日
10年間(2,465日)で、14.0%の営業日数
→14%しかないタイミングを待つのは機会損失になる - サポートライン 5.3% ×
- 購入できた日数:153日
10年間(2,465日)で、6.21%の営業日数
→6%しかないタイミングを待つのは機会損失になる
最大で配当利回り6.9%まで暴落

暴落時につけた株価の最安値から、最大利回りを計算します。暴落の基準として、サーキットブレーカーが発動したときの最大利回りを確認します。
- 新型コロナウイルスによるショック
- 最大利回り:6.9%(2020年3月)
- 日銀の金融政策変更によるショック
- 最大利回り:3.7%(2024年8月)
- 米国のトランプ関税によるショック
- 最大利回り:4.7%(2025年4月)

2024年8月の金融政策変更は、他の暴落ほどは下げませんでした。
【2025年度版】買い時の株価

分析の結果
- 買い時:3.8%(873日、35%の営業日)
- 暴落時の最大利回り:6.9%(2020年3月)
分析した配当利回りから、オリックスにおける購入タイミングの株価を計算します。2025年度の予定配当金1株あたり120.01円を使用。
- 買い時 3.8%
- 配当120.01円、利回り3.8% → 株価3,158円
- 暴落時の最大利回り 6.9%
- 配当120.01円、利回り6.9% → 株価1,739円
買い時の株価3,158円まで下落したときに、1回目の購入を行います。暴落時には最大1,739円まで下がる覚悟をし、購入するタイミングを分散します。
オリックスの競合比較

オリックスの競合として、総合リース会社の三菱HCキャピタルと芙蓉総合リースを比較します。
▼オリックスの競合比較
| 項目 | オリックス | 三菱HCキャピタル | 芙蓉総合リース |
|---|---|---|---|
| 概要 | 8591 プライム | 8593 プライム | 8411 プライム |
| 売上高 | 右肩上がり | 右肩上がり | 右肩上がり |
| EPS | 右肩上がり | 右肩上がり | 右肩上がり |
| ROE | 8.76% | 7.78% | 9.98% |
| PBR | 1.24倍 | 1.11倍 | 0.84倍 |
| 自己資本比率 | 24.2% | 15.2% | 13.3% |
| 配当金の推移 | 非減配14年 | 連続増配26年 | 連続増配20年 |
| 配当性向 | 39.0% | 42.5% | 30.2% |
| 配当方針 | 配当性向39%、累進配当 | 配当性向40%以上 | 配当性向向上 配当性向30% |
3社を比較すると、各社の特徴が見えてきます。
- オリックス:安定した財務と実質累進配当。主力銘柄として長期で持ち続けられる“攻守バランス型”。
- 三菱HCキャピタル:26連続増配の実績は魅力。ただし財務面と収益性に注意が必要。
- 芙蓉総合リース:10年増配率19%で競合TOP。財務面に注意が必要、かつ収益性の減少傾向が懸念。

私は3社とも保有しています。オリックスをメインに置き、他2社は財務状況と買い時の様子を伺っています。
オリックスをポートフォリオのメインとして保有

今回の分析をまとめます。
【📝投資判断】
オリックスは分析基準をクリアした、ポートフォリオの主力となる優良企業です
【⏳買い時】
配当利回り3.8%以上(株価3,158円以下)が目安。
【👍魅力的なポイント】
- 実質累進配当で減配リスクが低い
- 10年増配率12.8%の高い成長力
- 事業を多角化し、60年間黒字の安定経営
【⚠️注意すべきポイント】
- 景気敏感業種である
- 金利上昇で調達コスト増の可能性
- 世界情勢の影響を受けやすい
今回のような詳細な企業分析は、難しく感じるかもしれません。しかし、適切なツールを使えば、誰でもスマホ1台10分で優良企業を見つけ出すことができます。次の優良企業を見つけるのは、あなた自身です。
この記事の分析も、マネックス証券の「銘柄スカウター」を活用しています。無料で使える強力なツールなので、あなた自身の力で次の三菱UFJを見つけるために、ぜひ使い方をマスターしてみてください。
また、次の記事で。
- ⚠️当サイトは、情報提供が目的であり特定銘柄を推奨しておりません。投資判断は、自己責任でお願いします。
