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この記事の結論
- パスキーを登録し、取引パスワードを推測されにくいものに見直す
- Apple・Googleのアカウントに2段階認証をかける
- 通知とマネーフォワード MEで、異変に気づける環境を作る
※各社の設定内容は、2026年10月29日に公式ページで確認しました。

- 口座の乗っ取りが心配
- 「パスキー」と言われても、設定したかどうか分からない
- 被害にあったら、どこまで補償されるの?
配当株投資やインデックス投資は、長期で手間をかけずに続けられるのが魅力です。
その反面、口座を見る機会が少ないので、乗っ取られても気づくのが遅れがちです。
気づいたときには資産が売られていて、長い時間をかけて積み上げてきた運用が途切れてしまいます。
- 2025年の春から、証券口座の乗っ取りと不正な売買が急増。
会社の後輩も、新NISAで積み立てていた投資信託をすべて売られました(詳しくはこちら)。
長期投資だからこそ、乗っ取られないように対策すること。そして、乗っ取られてもすぐに気づける環境を作ることが大切です。
私は、証券口座・銀行・クレカをマネーフォワード MEで一括管理しています(対策5で紹介)。
この記事を読むと、次のことがわかります。
- 証券口座を守る5つの対策
- SBI証券・楽天証券・マネックス証券の設定手順
- 覚えのない取引に気づいたときの対応
長期投資こそ証券口座の対策が必要な理由

不正アクセスの主な手口の1つが、フィッシング詐欺です。
証券会社を装ったメールやSMSから偽サイトへ誘導し、IDとパスワードを入力させて盗みます。
盗んだ情報でログインされると、持っている株を勝手に売られ、別の株を勝手に買われます。これが2025年に広がった手口です。
⚠️ワンタイムパスワードも、盗まれることがあります。
偽サイトに入力した番号を、犯人がすぐ本物のサイトで使う手口です。日本証券業協会は、これを「リアルタイムフィッシング」と紹介しています。
会社の後輩も新NISA口座を乗っ取られた
身近なところでは、会社の後輩も不正アクセスの被害にあっていました。
後輩は、SBI証券の新NISAでオルカンを積み立てていました。
ところが2026年10月、その口座に第三者が不正にログイン。そして、積み立ててきたオルカンを、すべて売却されたのです。
- 1
ふだん
新NISAでオルカンを積立
SBI証券の口座。買い付けは自動で続く
- 2
2026年10月
第三者に不正ログインされる
どこからログイン情報が漏れたのかは、分かっていない
- 3
そのまま
積み立てたオルカンを、すべて売られる
新NISAで育ててきた分が、一度で現金に
- 4
不幸中の幸い
出金と、別の株の買い付けはされなかった
売ったお金は口座に残っていた
- 5
気づいたのは
積立のアプリを開いたとき
見たら、オルカンが売られていた
- 6
その後
パスワードを変更
お金の実害は出ていなかった
お金を引き出されることはなく、利益が確定されただけで済みましたが、かなり危ない状態でした。

後輩の件があってから「自分もやらなければ」と思い、この記事を書きました。
2025年から不正アクセスが急増
近年、業界における不正アクセスの動きが加速しており、1年半で次のように進みました。
警察庁によると、2025年の証券口座への不正アクセスは17,668件でした。
2026年10月にも大きな事件が相次いでいます。
- GMOインターネット
- FXの取引用クラウドサービスからログイン情報が盗まれ、FX会社5社の顧客口座で不正取引。攻撃者は約80億円を要求(GMO・大臣会見)
- 大和証券
- 委託先への不正アクセスで、約11万人の氏名・口座番号などが漏れた可能性(大和証券)
- 岩井コスモ証券
- 委託先が攻撃され、7口座で本人が出していない注文(岩井コスモ証券)
自分がパスワードを入力しなくても、預けた先から情報が漏れることがあります。
背景には、AIの悪用もあります。
2025年6月には、生成AIで偽サイトを本物らしく作り込んだ容疑者が逮捕されました(警察庁)。
証券口座を守る5つの対策

- 証券口座の設定
- 1. パスキーを登録する
2. 取引パスワードを見直し、管理アプリで保存する
3. 出金の追加認証と、出金先の変更ロック - スマホとアカウント
- 4. Apple・Googleのアカウントとスマホを守る
- 異変に気づく仕組み
- 5. 通知を受け取り、異変に気づける環境を作る
会社ごとの画面の場所は、「私が使っている3社の設定手順」にまとめました。
1. パスキーを登録する
パスキーは、スマホやパソコンの指紋・顔認証などで本人確認してログインする仕組みです。
パスワードを入力しないので、偽サイトに打ち込んで盗まれることがありません。

私が使っている3社とも、2026年6月からパスキーを必須にしています。楽天証券は、お客さまごとに時期が違います。

パスキーはここに保存されています。
ただし、パスキーで被害がゼロになるわけではありません。
パスキーの登録を装った偽メールや、クラウドアカウントの乗っ取りで悪用される手口があります。
対策として「4. Apple・Googleのアカウントとスマホを守る」で紹介します。
SBI証券は、パスキーの登録後に「ログインパスワード無効設定」をすることを推奨しています。
設定した後は、端末に保存したパスキーを削除しないようにと注意を呼びかけています。削除すると、ログインできなくなるためです。
2. 取引パスワードを見直し、管理アプリで保存する
取引パスワードは、注文や出金などで入力する、ログイン用とは別のパスワードです。
楽天証券では「取引暗証番号」と呼びます。
ログインを破られても、取引パスワードが分からなければ、勝手な取引を防ぐもう一つの壁になります。
🔑取引パスワードの決め方
- ログイン用のパスワードとは別のものにする
- 他の証券会社や銀行と同じものにしない
- 生年月日や電話番号、「1234」「abcd」のような並びは使わない
- 会社のルールの範囲で、なるべく長く、文字の種類を混ぜる
文字数などのルールと変更の手順は、会社ごとに違います。

パスワードは、管理ソフトの自動生成がおすすめです。自分で考えるより、推測されにくいものを作れます。
パスワードは管理アプリで保存する
メモ帳アプリなどにパスワードをメモして利用するのは避けてください。証券会社からも、注意喚起がされています。
- 楽天証券
- 「パスワード管理ソフト」で、暗号化して保存することをすすめています。パソコンのテキストファイルや、IDと同じ場所に書き残すのは控えるよう案内しています。
- SBI証券
- メモアプリに保存したIDとパスワードが漏えいした事例を紹介しています。
iPhoneならiOS 18以降の「パスワード」アプリ、Androidなら「Google パスワード マネージャー」が使えます。AppleとGoogleのどちらも次のことができます。
- 強力なパスワードを自動で作って保存
- 推測されやすいもの、使い回しているもの、漏えいしたものを知らせる
- パスキーも、まとめて保存
- 同じアカウントの端末の間で同期
Androidでは、Chromeの「設定」から「自動入力とパスワード」へ進むと開けます。
同期は便利ですが、AppleやGoogleのアカウント保護が重要になります。
アカウントを乗っ取られると、保存したパスワードやパスキーをそのまま悪用されるおそれがあります。設定は「4. Apple・Googleのアカウントとスマホを守る」で紹介します。
参考:Apple「パスワード」アプリの案内/Google パスワード マネージャーの案内/楽天証券「お取引時における注意点」
3. 出金の追加認証を確認し、出金先の変更ロックも設定する
不正な売買に加えて、お金の持ち出しにも備えます。
- 出金時の追加認証
- SMSや電話で届く一度限りの番号で、本人確認を挟む会社があります(二要素認証)。任意の会社では、自分でオンにします。
- 出金先は本人名義だけ
- SBI証券と楽天証券は、出金先を本人名義の口座に限っています。
- 出金先の変更ロック
- 楽天証券は、出金先の変更そのものをロックできます。
4. Apple・Googleのアカウントとスマホを守る
パスキーは、iCloudやGoogleアカウントに保存できます。
便利な一方、保存先のアカウントが乗っ取られると、パスキーが悪用されるおそれがあります。
楽天証券は2026年10月14日に注意を呼びかけました。他社で、Google・Appleアカウントの情報が盗まれ、証券口座に不正ログインされた疑いの事案があったためです。
マネックス証券も、パスキー必須化の案内で、アカウントの2段階認証をあわせて求めています。
Appleアカウントの2ファクタ認証
2ファクタ認証を使うと、パスワードが他人に漏れても、本人以外はアカウントにアクセスできません。
新しい端末やWebで初めてサインインするとき、パスワードに加えて、信頼済みの端末や電話番号に届く6桁の確認コードが必要になります。
ほとんどのアカウントでは、すでに有効になっています(Appleの案内)。iPhoneの「設定」→自分の名前→「サインインとセキュリティ」→「2ファクタ認証」を開きます。使っているiPhoneや電話番号が出ていれば、設定できています。

Googleアカウントの2段階認証
2段階認証は、パスワードが盗まれた場合に備えて、アカウントを強化する機能です。パスワードでログインするときに、2つ目の確認が必要になります。
Googleは、パスキーを使わないログインでは、2つ目の確認に「Googleからのメッセージ」をすすめています。スマホに届く通知で「はい」か「いいえ」を選びます。
設定は、Googleアカウントの「セキュリティとログイン」→「Googleにログインする方法」→「2段階認証プロセスを有効にする」です(Googleの案内)。

あわせて確認すること
2段階認証のほかに、3つの点を見直します。
- アカウントの情報
- Apple・Googleのアカウントに、他のサービスと同じパスワードを使わないでください。復旧用のメールアドレスと電話番号が、自分のものかも確認します。
- 登録された端末
- 使っていない端末や見覚えのない端末は、アカウントから削除します。スマホ本体には、画面ロックをかけます。
- 届いた連絡
- 「パスキーを再登録して」というSMSや電話には応じないでください。証券口座へのログインは、ブックマークか公式アプリから。メールやSMSのリンクは使いません。
参考:SBI証券の注意喚起(2026年10月2日)/マネックス証券のお願い(2026年10月28日)
5. 通知を受け取り、異変に気づける環境を作る

対策をしていても、被害を完全には防げません。
だからこそ、早く気づけることが大切です。
- 証券会社からの通知が届くよう、登録メールアドレスを最新にしておく
- ログイン通知を受け取る(自分でオンにする会社もあります)
- 約定(売買の成立)をメールで知らせる設定があれば使う
- 証券口座を複数に分けている人は、口座ごとに設定と通知を確認する
マネックス証券は「株式約定アラートメール」で約定をすぐ知らせ、不正取引の早期発見につながると案内しています。
異変に気づく入口は、各社の通知と取引履歴です。
複数の口座の残高を1つの画面で見る資産管理アプリは、その補助になります。

家族3人分の証券口座のほかに、銀行、カード、確定拠出年金をまとめています。

※プレミアムサービス スタンダードコースの機能です
マネーフォワード MEでできること
後輩が売却に気づいたのは、積立のアプリを開いたときでした。
口座が複数あると、1つずつログインして確認するのは手間がかかります。
マネーフォワード MEに口座をつないでおくと、確認が1つの画面で済み、入出金はメールでも届きます。
- 確認が1回で済む
- 銀行・証券・カード・確定拠出年金の残高を、口座ごとにログインせずに見られます。
- アプリを開かなくても、入出金に気づける
- 設定した金額以上の入出金があると、アラートメールが届きます。
- 残高の変化に気づきやすい
- 資産の推移と内訳を、グラフで見られます。
連携が4件までなら、無料で使えます。
| 無料 | スタンダード | |
|---|---|---|
| 月額(税込) | 0円 | 540円アプリ決済は 590円 |
| 連携できる数 | 4件まで | 制限なし |
| 入出金のアラートメール | 使える | 使える |
| 資産のグラフ | 6か月分まで | 制限なし |
- ※証券だけでなく、銀行やクレジットカードも1件と数えます。
- ※プレミアムサービスの無料お試しは、初回の利用が対象です。
口座をつなぐときに気になるのが、預ける情報です。
預けるのは、残高や明細を表示するためのログイン情報だけです。暗号化して保存され、暗証番号やクレジットカード番号などは預けません(公式)。
アプリにはパスコードロックや生体認証を、アカウントには2段階認証を設定できます。
私が使っている3社の設定手順

私が口座を持っている3社について、やることを順番にまとめました。
上から確認し、まだの項目を設定してください。
- 自分で変更:内容を見直す項目
- 自分で設定:自分でオンにする項目
- 画面の名前は変わることがあります。迷ったら、各項目のボタンから公式の手順を開いてください
パスキーを保存するApple・Googleのアカウントの、2段階認証と復旧用の連絡先もあわせて確認してください(対策4)。
SBI証券
SBI証券でやること
2026年10月29日 公式で確認
パスキーを登録する原則必須
ログイン後 › パスキー認証の設定 › 認証コードを入力 › 端末で認証
先に、使う端末の顔認証・指紋認証と、パスキーの保存先(iPhoneは「パスワード」アプリ)を準備しておきます。
SBI証券「パスキー認証」の登録手順(動画あり)パスワードでのログインを止める任意・推奨
パスキー登録後 › ログインパスワード無効設定
設定する前に、パスキーでログインできることを一度確かめます。設定後は、端末のパスキーを削除しないでください(SBI証券は、削除するとログインできなくなると案内)。
SBI証券「ログインパスワード無効設定」の説明取引パスワードを見直す自分で変更
ルール:10〜20文字 半角英字・半角数字をそれぞれ1文字以上 指定の記号を2種類以上
ログインパスワードや、他の金融機関と同じものにしないでください。
SBI証券「取引パスワードの変更」(パスワードの管理のお願い)ログイン通知をオンにする自分で設定
ログイン後 › My設定 › Eメール通知サービス › ログイン通知サービスの「変更」
マネーフォワード MEなどの資産管理サービスが自動でログインしたときも、通知が届きます。ログイン履歴(最大100件)も同じページの案内から確認できます。
SBI証券「ログイン通知メールサービス」
設定不要:出金時の認証と、出金・登録情報の変更のメール通知は、最初からオンです。
楽天証券
楽天証券でやること
2026年10月29日 公式で確認
パスキーを作成する必須
スマホでログイン › パスキーを作成する › iPhoneは › パスキーを追加
必須になる時期は、お客さまごとに違います。案内画面が出ないときは「マイメニュー」→「セキュリティ設定」で「ワンタイムキーを通知」を押します。メールの6桁を入力し、「パスキー認証に変更」へ進みます。
楽天証券「パスキー認証 操作ガイド」取引暗証番号を見直す自分で変更
マイメニュー › 基本情報(マイナンバー・ログイン関連) › ログインパスワード・取引暗証番号 › 取引暗証番号の「再設定・変更」
PCサイトの手順です。SMSで届くワンタイムキーで認証します。ルールは4桁で、数字・英大文字・英小文字・記号から2種類以上。生年月日やIDの一部、「123」「ABC」などは使えません。
楽天証券「ログインパスワード・取引暗証番号の変更方法」注文通知をオンにする自分で設定
スマホは › マイメニュー › セキュリティ設定 › 「注文通知」の「変更」 › 商品ごとに「通知する」
PCサイトは「セキュリティ設定」から入ります。注文の受付・訂正・取消をメールで知らせます。投資信託も対象です。
楽天証券「注文通知」の設定方法出金先の変更ロックを申し込む任意
カスタマーサービスセンターに連絡
出金先口座の変更機能に、ロックをかける設定です。
楽天証券「セキュリティ」(「出金先指定口座の変更停止」の項目)
設定不要:ログイン通知メールと、出金時の追加認証は、最初からオンです。
マネックス証券
マネックス証券でやること
2026年10月29日 公式で確認
パスキーを登録する必須
MY PAGE › 保有残高・口座管理 › お客様情報 確認・変更 › 「登録情報照会」でパスキーの設定
登録すると「パスキーのみでログイン」に自動で切り替わります。マイナンバーカードでの本人確認も同時にできます(カードがなければ「あとで本人確認」を選択)。
マネックス証券「多要素認証(パスキー)」の登録手順(動画あり)取引パスワードを見直す自分で変更
登録情報照会 › セキュリティ設定 › 取引パスワードの「変更」
ログインパスワードや、他のサービスと同じものにしないでください。
マネックス証券「取引パスワードの変更方法」出金のワンタイムパスワードをオンにする任意
登録情報照会 › 多要素認証(ワンタイムパスワード)の設定 › 「出金指示」「即時出金指示」を対象にする
認証アプリかSMSで届く番号で、出金のときに本人確認します。
マネックス証券「多要素認証(ワンタイムパスワード)」株式約定アラートメールを登録する任意・無料
保有残高・口座管理 › アラートメール登録 › 株式約定アラートメール
株式の注文が約定したときに、メールで知らせます。
マネックス証券「株式約定アラートメール」の登録方法
設定不要:見慣れない環境からのログイン通知と、出金のメール通知は、最初からオンです。ログイン通知は、家計簿アプリの自動ログインでも届くことがあります。

ほかの証券会社を使っている人は、ログインと取引の認証、通知、出金の対策を、各社の公式ページで確認してください。名称や設定項目は会社によって違います。
身に覚えのない通知・取引に気づいたら

身に覚えのない取引やパスキーの登録を見つけたら、すぐに証券会社の窓口へ連絡します。
あわせて、次のことを行います。
- 証券会社の窓口に連絡し、取引・出金の一時停止を相談する(ログインできなくても連絡する)
- ブックマークか公式アプリからログインし、パスワードを変える(方法は各社の案内に従う)
- 身に覚えのないパスキーが登録されていないか確認する(対応は窓口の指示に従う)
- 警察にも相談する
各社の窓口は、公式のセキュリティページに載っています。電話番号は変わることがあるため、公式ページで確認してください。
被害の補償は各社の公式ページで確認する
補償の内容は、被害の時期・内容・本人の設定状況で変わります。
2025年の被害に対して各社が示した対応が、今後も同じように適用されるとは限りません。
最新の方針は、各社の公式ページで確認してください。
- 各社の補償方針ページ
- SBI証券/楽天証券/マネックス証券
- 業界全体の方針
- 日本証券業協会:不正取引の被害補償に関する申し合わせ
よくある質問

Q1. パスキーを登録すると、パスワードは要らなくなりますか?
A. 会社によって違います。
- 楽天証券・マネックス証券
- パスキー登録後は、パスワードでログインできません。楽天証券には、パスキーを一時停止したときの代替手段があります。
- SBI証券
- パスキー登録後も、ID・パスワードでのログインが残ります。「ログインパスワード無効設定」をすると、パスワードでのログインを止められます。
Q2. スマホを機種変更したら、パスキーはどうなりますか?
A. 会社と、パスキーの保存方法で異なります。
楽天証券は、機種変更やパソコンの買い替えのときは、新しい端末でパスキーを作り直すと案内しています。
機種変更の前に、各社の公式の手順を確認してください。
Q3. 複数の証券口座を持つと、危険は増えますか?
A. 口座の数だけ、確認する設定と通知が増えます。
同じスマホやクラウドアカウントを使っていれば、そこが破られると複数の口座に影響します。
口座ごとにパスキー・通知・出金の設定をそろえ、まとめて見る仕組み(マネーフォワード MEなど)を用意してください。
Q4. 証券口座を家計簿アプリに連携して大丈夫ですか?
A. ロックをかけ、連携する口座を絞ると、リスクを下げられます。
連携には、証券会社のログイン情報を登録します。アプリ側のパスコードロックと、スマホ本体の画面ロックを必ずかけてください。
不安な人は、残高だけを見たい口座に絞って連携する方法もあります。
まとめ:設定は今日、公式の案内は定期的に確認

今回の内容をまとめます。
- パスキーを登録し、取引パスワードを推測されにくいものに見直す
- パスワードは管理アプリで保存し、メモやテキストファイルに書かない
- Apple・Googleのアカウントに2段階認証をかける
- 通知を受け取り、マネーフォワード MEなどで口座をまとめて見る
- 補償は会社ごとに条件が違う。各社の公式ページで確認する
証券口座は、配当金を受け取る土台です。
設定は1社ずつ進められます。まだの人は、この記事を閉じる前に1社だけでも確認してみてください。
証券口座の選び方と、配当株投資の始め方は、こちらの記事で解説しています。
参考資料
- 日本証券業協会「不正アクセス等にご注意ください!」(2026年3月25日)
- 金融庁「監督指針の改正について」(2025年10月15日)
- 楽天証券「Google・Appleアカウントの管理に関する注意喚起」(2026年10月14日)
- SBI証券「GoogleやApple等のアカウント情報を窃取するフィッシング詐欺にご注意ください」(2026年10月2日)
- 楽天証券「お取引時における注意点」
- Apple「パスワードアプリでパスワードやパスキーを作成・管理し、Apple製デバイス間で共有する」
- Google「Google パスワード マネージャーを使ってみる」
- Google「Chrome でパスワードを管理する(Android)」
- Apple「Apple Accountの2ファクタ認証」
- Google「2段階認証プロセスを有効にする」
- マネーフォワード ME「「通知」機能について」
- マネーフォワード ME「安心のセキュリティ体制」
- マネーフォワード ME「金融機関のデータ管理とログイン情報はどうなっていますか」
- マネーフォワード ME「コース・料金一覧」




