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この記事の結論
- 芙蓉総合リースは「監視銘柄」
- 買い時は配当利回り3.4%以上
配当172円として、株価5,059円以下
※買い時について、過去10年のデータを使った統計分析から客観的に導き出しています。
芙蓉総合リースは、みずほグループ系列の大手総合リース企業。
上場以来21年連続で増配を続け、過去10年で配当を約4.7倍に伸ばした業界トップ級の増配力が魅力的な銘柄です。
芙蓉総合リースを分析した結果、私自身も購入をし、2年近く保有しています。
▼私の保有実績(2024年8月〜)
- NISA成長投資枠、30株
- 取得時の株価:3,697円(分割調整後)
→現在:4,192円(+13.39%) - 配当金(2025年):手取り4,670円

配当金は家族旅行に使ってます。
この記事では企業分析・買い時分析・競合比較から、再現性のある配当株投資を示します。
最後まで読むことで、次のことがわかります。
- 配当金も株価も成長する優良企業の見極め方
- 芙蓉総合リースの投資判断と買い時
- 競合と比較した芙蓉総合リースの特徴
▼企業分析の結果
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 業種 | 景気敏感 | その他金融業 (リース) |
| 売上高 | 右肩上がり | 前期比16%増。過去に微減あり |
| EPS | 右肩上がり | 26年は一過性損失で減益 |
| ROE | 4.4% | 一過性減益で一時的に低下 |
| PBR | 0.75倍 | 1倍割れで割安感あり |
| 自己資本比率 | 13.1% | 格付けで補える低さ |
| 配当金 | 右肩上がり | 21期連続増配中 |
| 配当性向 | 66.1% | 一過性減益で上昇 |
| 配当方針 | 良 | 配当性向30%以上を目処 |
▼買い時分析の結果
配当利回りの推移と日数ヒストグラム
▼ 買い時の基準利回りを調整できます
🔴 機会損失(〜20%)
🟢 買い時(30〜40%)
🔵 高値掴み(50%〜)
🟡 基準以上の期間
分析日数:10年間–日
▼競合比較
| 項目 | 芙蓉総合リース | オリックス | 三菱HCキャピタル |
|---|---|---|---|
| 概要 | 8424 プライム | 8591 プライム | 8593 プライム |
| 売上高 | 右肩上がり | 右肩上がり | 右肩上がり |
| EPS | 右肩上がり 26年は減益 | 右肩上がり | 右肩上がり |
| ROE | 4.4% | 10.4% | 8.6% |
| PBR | 0.75倍 | 1.53倍 | 0.94倍 |
| 自己資本比率 | 13.1% | 24.9% | 15.2% |
| 配当金 | 21期連続増配 | 非減配15年 | 27期連続増配 |
| 配当性向 | 66.1% | 39.0% | 40.7% |
| 配当方針 | 配当性向向上 配当性向30% | 配当性向39%・累進 | 配当性向40%以上 |
- ▼リース業比較
【リース3社比較】オリックス・三菱HCキャピタル・芙蓉総合リースの配当金と買い時
▼競合の詳細分析
【オリックス】累進配当&13.1%増配!配当金と買い時を徹底解説
【2026年最新】三菱HCキャピタルの配当と買い時を解説|27期連続増配は続くか
▼筆者のプロフィール

詳細なプロフィールはこちら
芙蓉総合リースの企業分析

企業分析から芙蓉総合リースが「配当金も株価も成長する優良企業」か見極めます。
- 企業分析で行う分析の詳細はこちらで解説しています。
芙蓉総合リースの特徴
芙蓉総合リースは、みずほフィナンシャルグループを母体とする、上場以来21期連続増配を続ける大手総合リース企業です。
リース・割賦が売上の約8割を占めますが、不動産やヘルスケア、環境エネルギーなど多様な事業領域へ展開しています。
配当株投資の目線で、芙蓉総合リースの強みを3つ紹介します。
💰21期連続増配の還元実績
上場以来一度も減配せず、21年連続で増配を達成しています。
2026年3月期は海外再エネ事業の損失で大きく減益となりましたが、増配を維持しました。
連続増配記録は、一朝一夕では築けない信頼の証です。長期で保有するうえでの安心材料になります。
🌱CSV経営による独自の成長領域
社会課題の解決を収益につなげる「CSV経営」を推進しています。
脱炭素やヘルスケアといった成長分野へ、経営資源を集中。
金融以外の分野で収益を生む、独自の成長エンジンになります。
金融以外の収益源を育てることで、景気変動に左右されにくい体質づくりを進めています。
🏦みずほグループの強固な顧客基盤
みずほフィナンシャルグループの一員として、銀行の取引先という強固な顧客基盤を持っています。
新規開拓のコストを抑えながら、安定した取引につなげています。
グループの信用力と顧客基盤は、新興のリース企業には簡単に真似できない強みです。
売上高○:拡大基調だが過去に微減の年もあり
🔰売上高とは?【ここをタップ👆】
売上高は、企業の成長性を示す指標であり、事業投資および配当金の源泉です。株価および配当金の成長性を判断する上で、安定した売上の成長が重要。
- ◎:長期で連続した綺麗な右肩上がり
- ○:長期で右肩上がり
- ×:成長していないor減少傾向

- 売上高 7,887億円(2026年3月期)
- 前期比16.3%増と大きく成長
- 長期で右肩上がり
売上高は長期的に上昇。リース・割賦を中心に、不動産や環境エネルギーなど多様な事業が成長を支えています。
EPS○:26年は再エネ事業の損失で減益
🔰EPSとは?【ここをタップ👆】
EPS=純利益÷発行済み株式数
1株あたりの利益を示す指標。
企業の使命は、EPSを成長させることです。事業投資などで純利益が下がると、一時的にEPSも下がります。EPSの成長は増配期待につながるため、長期での増加傾向が重要。
- ◎:一時的な上下があっても増加傾向
- ○:横ばいで推移
- ×:減少傾向

- EPS 239.1円(2026年3月期)
- 海外再エネ事業の損失で、前期比52.4%の大幅減
- 2027年3月期は532.1円へV字回復を予想
大幅な減益は、海外の再生可能エネルギー事業で発生した損失です。
一方で、2027年3月期には532.1円へのV字回復が会社から予想されています。
一時的な落ち込みか、構造的な問題かを見極めることが重要です。
ROE×:利益減少で4.4%まで低下
🔰ROEとは?【ここをタップ👆】
ROE=純利益÷自己資本×100
自己資本をいかに効率的に使って利益を出しているかを示す指標。
ROEが高いほど「収益性」の高い企業と言え、日本企業のROEは平均的に8〜9%程度となります。一方、自己資本が少ない(=借金過多)ため、ROEが競合よりも高く算出される場合に注意。
- ◎:12%以上
- ○:10%以上
- △:8%以上
- ×:8%未満

- ROE 4.4%(2026年3月期)
- 海外再エネ事業の損失で減少
- 長期的に減少傾向
海外の再エネ事業の損失で利益が大きく減少。そのため、ROEが大きく低下しています。
中期経営計画でROE10%を目標に掲げており、利益が回復すれば収益性も改善が見込まれます。
PBR◎:1倍割れの割安な水準
🔰PBRとは?【ここをタップ👆】
PBR=株価÷1株あたりの純資産
企業の保有する純資産に対して、株価の割安さを示す指標。
PBR1倍以下は、企業の純資産に対して企業価値が低い状態(例:1万円の入った財布が、1万円以下で売られている状態)。PBRが高い場合でも、企業評価として問題はない。
東証はPBR1倍以下の企業に改善策を要請している(日本経済新聞)。そのため、1倍以下の企業は、企業価値を上げるために増配や自社株買いが期待できます。
- ◎:1倍以下
- ○:1〜1.3倍
- △:1.3倍より上

- PBR 0.75倍(2026年6月)
- 長期的にPBR1倍以下の割安水準にある
企業価値向上に向けた取り組みとして、PBR1倍超えを掲げています。そのため、増配や自社株買いといった株主還元強化が期待できます。
自己資本比率×:13.1%とリース業特有の低水準
🔰自己資本比率とは?【ここをタップ👆】
自己資本比率=純資産÷総資産×100
企業の「財務健全性」を示す指標。
自己資本比率が高いほど借金が少なく倒産リスクが低いため、不況時でも配当を維持しやすい安定性があります。大規模な事業投資により一時的に借金が多くなることがあるため、傾向も合わせて確認することが重要。
- ◎:60%以上
- ○:30%以上
- △:20%以上
- ×:20%未満

- 自己資本比率 13.1%(2026年3月期)
- 長期で20%を下回ります
- 13%前後で安定して推移しています
自己資本比率の低さは、リース業に共通する財務構造にあります。競合と比較した場合、三菱HCキャピタルと同じ水準です。
- オリックス:24.9%
- 三菱HCキャピタル:15.2%
- 芙蓉総合リース:13.1%
そこで、自己資本比率以外にROAと信用格付けを確認し、財務健全性を多面的に評価します。
ROAと信用格付けで財務を補足
ROAは総資産に対する利益率。資産全体の稼ぐ力を示し、1.0%以上あれば健全といえます。
信用格付けは、第三者から見た返済能力の評価です。
▼ROA(総資産利益率)
- 2026年3月期の実績で、ROAは約0.58%
- 一過性損失の影響で、健全ライン1.0%を下回っています
▼信用格付け(統合資料2025より)
| 格付機関 | 格付け |
|---|---|
| JCR | AA- |
| R&I | A+ |
ROAは0.58%と、健全の目安である1.0%を下回っています。
三菱HCキャピタルはROA1.3%あり、芙蓉総合リースの低さは海外再エネ事業の損失が要因です。
信用格付けはJCRがAA-、R&IがA+と、いずれも投資適格の高い水準です。第三者から見た返済能力は確保されていると判断できます。
配当金◎:21期連続増配、10年で約4.7倍
🔰配当金とは?【ここをタップ👆】
配当金は、配当株投資における最終目標。
長期で安定的に成長している企業を厳選。原則、過去に減配や無配転落をしていない企業を選びます。ただし、世界的な経済ショック(コロナショックなど)により、短年のみ減配している企業は、よく分析して判断します。
- ◎:安定的、連続的な増配傾向
- ○:断続的に長期で増配傾向
- ×:減配or無配実績がある

- 配当金 158円(2026年3月期)
- 上場以来21年連続で増配
- 10年前の33.33円から、約4.7倍に成長
配当金は158円と、21年連続で増配を続けています。10年前の33.3円から約4.7倍に成長しており、増配率は年平均16.8%になります。
- 🔍10年平均増配率(CAGR)の計算
- ▼CAGRの計算式
16.8%=(158円÷33.3円)(1÷10年)−1
増配率の計算とポートフォリオの運用について、こちらで解説。
増配率は競合のオリックスや三菱HCキャピタルを上回り、3社の中で最も高い水準です。2027年3月期も172円への増配が予定されています。
配当性向×:減益で66.1%まで上昇
🔰配当性向とは?【ここをタップ👆】
配当性向=配当金の支払い総額÷純利益×100
配当金の継続可能性を示す指標。
減配することなく継続が可能か、増配する余力が残っているかを判断します。配当性向100%で利益の全てを配当金にあてている状態、100%以上で借金or貯金から支払っている状態です。
- ◎:30%以下
- ○:50%未満
- ×:50%以上

- 配当性向 66.1%(2026年3月期)
- 海外再エネ事業の損失により、配当性向が急上昇
- 来期は利益のV字回復で、配当性向も大きく低下する見込み
配当性向が50%を超える66.1%まで増加しました。海外再エネ事業の損失が原因で、2027年3月期には利益が回復し配当性向も低下する見込みです。
配当方針○:配当性向30%以上
🔰配当方針とは?【ここをタップ👆】
企業と株主の約束であり、企業の還元姿勢を確認します。IR資料をチェックし、意味のある配当方針を掲げていることが重要です。配当金の維持や成長に関連した方針を評価し、「安定的な配当を継続する」といったお気持ち表明の方針は評価しません。
- ◎:累進配当制度やDOE制度など
- ○:配当性向を目標にしている
- ×:明確な配当方針がない

- 中期経営計画で、配当性向30%以上を目処とする
- 累進配当やDOE、連続増配といった目標は掲げていない
結論、芙蓉総合リースは監視銘柄
企業分析を確認(タップでひらく)
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 業種 | 景気敏感 | その他金融業 (リース) |
| 売上高 | 右肩上がり | 前期比16%増。過去に微減あり |
| EPS | 右肩上がり | 26年は一過性損失で減益 |
| ROE | 4.4% | 一過性減益で一時的に低下 |
| PBR | 0.75倍 | 1倍割れで割安感あり |
| 自己資本比率 | 13.1% | 格付けで補える低さ |
| 配当金 | 右肩上がり | 21期連続増配中 |
| 配当性向 | 66.1% | 一過性減益で上昇 |
| 配当方針 | 良 | 配当性向30%以上を目処 |
企業分析の結論として、芙蓉総合リースは「監視銘柄」です。
芙蓉総合リースは、ROE・自己資本比率・配当性向の3項目で合格基準を下回りました。
自己資本比率とROEの低さは、海外再エネ事業の損失によるものです。
21期連続増配やPBR0.75倍の割安感は魅力。
一方で、2027年3月期以降の利益回復を確認するまでは慎重に見たい銘柄です。
投資する上での注意点
芙蓉総合リースに投資する上で、注意すべき点は下記があります。
- 収益性の低下:一過性損失でROEが4.4%まで下がり、回復は要確認
- 低い自己資本比率:13.1%とリース業でも低めで、財務余力は限定的
- 配当性向の上昇:66.1%まで上昇し、利益回復が遅れれば負担増
これらのリスクを踏まえると、今は積極的に買う局面ではありません。まずは利益の回復を確認したい銘柄です。次に、過去のデータから買い時の株価を見ていきます。
- 優良企業を見つける企業分析は、【銘柄スカウター】で効率的になります。銘柄スカウターの使い方は、下記の記事で解説しています。
【オススメ】使うだけで100万得する!マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選
芙蓉総合リースの買い時分析

高値掴みを避けるため、過去の配当利回りから芙蓉総合リースの買い時を見極めます。私の行っている2つの分析を解説します。
⏳買い時の分析
10年間の配当利回りをPythonで分析し、「買い時で購入できる日は過去に何日あったか?」を統計的に評価します。
📉暴落時の分析
暴落時における株価の最安値から、市場がパニックに陥っているときの「最大配当利回り」を確認します。
- 銘柄スカウターを使った買い時分析と暴落時の分析について、詳細をこちらで解説しています。
配当利回り3.4%が買い時
過去10年間の配当利回りから、毎日の最大利回りをカウントしてヒストグラムを作成しました。
ヒストグラムの日数割合から、私は下記のタイミングを判断しています。
- 🟥上位20%以上は「機会損失」❌
- 🟩30〜40%は「買い時」⭕️
- 🟦50%以上は「高値掴み」❌
芙蓉総合リースにおける配当利回りの推移とヒストグラムは次になりました。
配当利回りの推移と日数ヒストグラム
▼ 買い時の基準利回りを調整できます
🔴 機会損失(〜20%)
🟢 買い時(30〜40%)
🔵 高値掴み(50%〜)
🟡 基準以上の期間
分析日数:10年間–日
- 配当利回り 3.7% ×
- 購入できた日数:402日
10年間(2,262日)で上位18%の日数
→18%しかないタイミングを待つのは機会損失 - 配当利回り 3.4% ○
- 購入できた日数:825日
10年間(2,262日)で、上位36%の日数
→買い時と判断 - 配当利回り 3.2% ×
- 購入できた日数:1,152日
10年間(2,262日)で、上位51%の日数
→50%以上もあるタイミングは高値掴み
最大で配当利回り4.5%まで暴落

暴落時につけた株価の最安値から、最大利回りを計算します。暴落の基準として、サーキットブレーカーが発動したときの最大利回りを確認します。
- 新型コロナウイルスによるショック
- 最大利回り:4.1%(2020年3月)
- 日銀の金融政策変更によるショック
- 最大利回り:4.5%(2024年8月)
- 米国のトランプ関税によるショック
- 最大利回り:4.5%(2025年4月)
買い時の株価は5,059円
分析した配当利回りから、芙蓉総合リースにおける購入タイミングの株価を計算します。来期(2027年3月期)の予定配当金1株あたり172円を使用します。
- 買い時 3.4%
- 配当172円、利回り3.4% → 株価5,059円
- 暴落時の最大利回り 4.5%
- 配当172円、利回り4.5% → 株価3,822円
過去の暴落を参考にすると、最大3,822円まで下がる可能性があります。それを意識しつつ、買い時の株価5,059円まで下落したときに購入を検討します。
総合リース業の競合比較

芙蓉総合リースの競合として、オリックスおよび三菱HCキャピタルを比較します。
配当株投資におけるリース業の特徴
リース会社は「顧客が希望する機械や設備」をメーカーから購入し、顧客に長期間貸し出す事業です。
- 貸出収益:調達コストとリース料の差額で得る収益
- 資産収益:リース後に返却された物件(不動産、車、航空機)の売却益
- その他:設備の整備代、保険、資産管理など貸出に付随するサービス収益
金融政策によって調達コスト、市況によって売却益が影響を受ける景気敏感な業種です。

全国に展開している総合リースに投資すると、地域や業種をリスク分散できます。
リース業の足切り条件
マネックス証券の銘柄スカウターを使用し、リース業の財務データを確認しました。

設けている足切り条件に対して、リース業では4社にまで絞り込まれました。
芙蓉総合リースは、条件5項目中2項目で合格であることがわかりました。
▼足切り条件での芙蓉総合リースの評価
| 項目 | 合格基準 | 芙蓉総合リース |
|---|---|---|
| 収益性 | ROE 8%以上 | 4.4% |
| 財務健全性 | 自己資本比率 20%以上 | 13.1% |
| 配当金の持続性 | 配当性向 50%以下 | 66.1% |
| 最低限のリターン | 配当利回り 2%以上 | 4.10% |
| 成長性 | 売上高成長率 0%以上 | 4.8% |
ROEと配当性向の悪化は、海外再エネ事業の損失が影響しています。2027年3月期は利益が回復する予定で、改善が見込まれます。
自己資本比率の低さはリース業に共通する構造的なもので、ROAや格付けで補って評価します。
芙蓉総合リース・オリックス・三菱HCキャピタルを比較
競合比較を確認(タップでひらく)
| 項目 | 芙蓉総合リース | オリックス | 三菱HCキャピタル |
|---|---|---|---|
| 概要 | 8424 プライム | 8591 プライム | 8593 プライム |
| 売上高 | 右肩上がり | 右肩上がり | 右肩上がり |
| EPS | 右肩上がり 26年は減益 | 右肩上がり | 右肩上がり |
| ROE | 4.4% | 10.4% | 8.6% |
| PBR | 0.75倍 | 1.53倍 | 0.94倍 |
| 自己資本比率 | 13.1% | 24.9% | 15.2% |
| 配当金 | 21期連続増配 | 非減配15年 | 27期連続増配 |
| 配当性向 | 66.1% | 39.0% | 40.7% |
| 配当方針 | 配当性向向上 配当性向30% | 配当性向39%・累進 | 配当性向40%以上 |
その中で配当株投資の観点から3社を比較すると、それぞれの特徴が鮮明に見えてきます。
- 芙蓉総合リース:割安さとインカムを狙う人向け
- PBR0.75倍と株価が割安で、予想配当利回りも4.1%と3社で最も高い水準です。21期連続増配と増配率16.8%という還元力も魅力です。一方で、2026年3月期はROEが4.4%まで低下し、配当性向も66.1%まで上昇しました。利益が回復するかが最大の注目点です。割安なうちに仕込みたい、インカム重視の投資家に向いています。
- オリックス:バランス重視の主力候補
- ROE10.4%、自己資本比率24.9%と、3社で最もバランスの取れた財務が魅力です。累進的な配当方針を掲げ、減配しにくい点も安心材料になります。配当性向も39.0%と余力が十分です。利回りはやや控えめですが、財務の安定性を重視する人に向いています。主力銘柄として長く持ちやすい一社です。
【オリックス】累進配当&13.1%増配!配当金と買い時を徹底解説 - 三菱HCキャピタル:増配実績を重視する人向け
- 27期連続増配という、3社で最長の増配記録が魅力です。予想配当利回りも3.9%と高めの水準にあります。一方で、自己資本比率は15.2%と低く、ROEも8.6%にとどまります。収益性には改善の余地があります。長期の増配実績を何より重視する投資家に向いた銘柄です。
【2026年最新】三菱HCキャピタルの配当と買い時を解説|27期連続増配は続くか
よくある質問

Q1.配当金はいつ振り込まれる?(権利確定日はいつ?)
A. 「権利確定日は3月と9月の末日」となっており、その3ヶ月後の「6月と12月に入金」となります。
2025年は6月25日と12月9日の2日間で入金がありました。配当金を受け取るには、権利確定日の2営業日前に株を保有する必要があります。

芙蓉総合リースの投資判断まとめ

今回の分析をまとめます。
【📝投資判断】
芙蓉総合リースは「監視銘柄」です。
ROE・自己資本比率・配当性向の3項目が合格基準を下回るため、監視銘柄と判断しました。2026年3月期の一過性損失による収益性の低下が主因です。21期連続増配とPBR0.75倍の割安感は魅力ですが、利益の回復を確認したい段階です。
【⏳買い時】
配当利回り3.4%以上(株価5,059円以下)が目安です。
過去10年の配当利回りを統計的に分析し、割安に買えるタイミングを見極めます。来期(2027年3月期)の予定配当172円を基準に、株価を計算します。暴落時にはさらに高い利回りまで下がることもあるため、現金を残して備えることが大切です。
【👍魅力的なポイント】
- 21期連続増配と増配率16.8%という業界トップ級の還元力
- PBR0.75倍・予想利回り4.1%という割安さとインカム
- みずほグループを母体とする強固な顧客基盤
【⚠️注意すべきポイント】
- 一過性損失でROEが4.4%、配当性向が66.1%まで悪化
- 自己資本比率13.1%とリース業でも低めの財務余力
- 利益のV字回復が予想通り進むかは要確認
私が芙蓉総合リースを保有する理由
連続増配という実績に安心感があり、少額を保有しています。しかし、海外再エネ事業の損失を受け、今から買うならオリックスや三菱HCキャピタルを選びます。
受け取った配当は、再投資せずに家族との旅行にあてています。
銘柄を選んだ先にある「お金の使い道」まで考えると、投資はもっと楽しくなります。
詳細な企業分析は、難しく感じるかもしれません。しかし、マネックス証券の「銘柄スカウター」を使えば、誰でもスマホ1台10分で優良企業を見つけ出すことができます。
次の優良企業を見つけるのは、あなた自身です。
【オススメ】使うだけで100万得する!マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選
- ⚠️当サイトは、情報提供が目的であり特定銘柄を推奨しておりません。投資判断は、自己責任でお願いします。
この記事で参考にした資料
- 統合資料2025
- 2026年3月期決算説明会資料
- 有価証券報告書
- 中期経営計画
- マネックス証券 銘柄スカウター

