【2026年版】非減配株69社一覧|直近10期・東証33業種から選定

広告|サイト内にPRを含みます。

【2026年版】非減配株69社一覧|直近10期・東証33業種から選定

この記事の結論

  • 直近10期で非減配の企業を、5つの条件で絞り込みを実施
  • 東証33業種のうち、26業種から69社を掲載
  • 69社中、累進配当・連続増配を掲げるのは20社、配当額の下限があるのは7社

人気の高配当株でも、配当が毎年維持されるとは限りません。
JT・商船三井・INPEXなど、根強い人気のある銘柄でも、過去の減配実績があります。

高配当株投資を成功させるためには
配当金を安定して生み出し配当金も企業も成長する優良企業」を見つけることが重要です。

私が銘柄を探す時、減配実績があるかないかを重要視します。

減配したことがない企業、配当方針として減配しないことを約束している企業を好んで買い集めています。


本記事では、直近10期で減配がなく、収益性・財務・配当性向など5つの条件を満たした企業を調べました。
東証33業種を横断し、26業種から69社を掲載しています。


一覧は、銘柄スカウターのスクリーニング結果と各社の公式IRを基に作成しました。次に詳しく調べる企業を見つけるためにお使いください。

直近10期で減配なしの69社一覧

業種別の一覧 26業種の69社

直近10期で非減配かつ、私が使用している5つの条件で絞り込みを行いました。条件の詳細は、69社を選んだ条件で解説します。

絞り込んだ企業をそれぞれの業種毎に、時価総額の大きい順に🥇🥈🥉で並べています。

また、企業毎の配当方針を合わせて記載しています。

  • 累進配当・連続増配:前期を下回らない方針
  • 配当額の下限:金額の下限がある
  • DOE・配当性向の目標:数値の目標がある
  • 装飾なし:数値のない表明のみ

各社の方針は、公式IR資料の文言をそのまま引用しています(2026年8月確認)。🗒️IRから出典を開けます。それぞれの方針と減配の関係は、配当方針の種類と、減配との関係で解説します。

業種から探す

気になる業種のボタンから、各業種の一覧へ移動できます。

該当なしだった7業種

水産・農林業

水産物の加工や養殖、農業関連を手がける業種です。

🥇ニッスイ(1332)
水産物の調達から加工食品まで手がける大手です。
利回り:2.56%
配当性向(実績):35.5%
方針:安定的な配当を実現🗒️IR
🥈極洋(1301)
水産物の買い付けと食品加工が主力です。
利回り:3.55%
配当性向(実績):26.0%
方針:安定配当を継続、配当水準の向上を目指す🗒️IR
🥉アクシーズ(1381)
鶏肉の生産から加工までを一貫して行います。
利回り:3.24%
配当性向(実績):36.7%
方針:業績に裏付けされた成果の配分を行う🗒️IR

↑ 業種メニューへ

建設業

住宅やビル、社会インフラの建設を担う業種です。

🥇大和ハウス工業(1925)
戸建てから商業施設まで幅広く手がけます。
利回り:3.84%
配当性向(実績):30.9%
方針:配当性向35%以上かつ年間配当145円を下限🗒️IR
🥈鹿島建設(1812)
大型の土木・建築を担うゼネコンです。
利回り:2.78%
配当性向(実績):38.4%
方針:配当性向40%を目安🗒️IR
🥉積水ハウス(1928)
戸建て住宅と賃貸住宅が主力です。
利回り:4.30%
配当性向(実績):40.2%
方針:配当性向40%以上を継続、年間配当145円を下限🗒️IR

大和ハウスは、下限145円を掲げながら16期連続で増配する予定の会社です。

積水ハウスは14期連続で増配し、配当は10年で2.7倍になりました。

↑ 業種メニューへ

食料品

飲料や加工食品をつくる業種です。

🥇キリンHD(2503)
ビールと飲料に加え、医薬品も手がけます。
利回り:2.61%
配当性向(実績):40.6%
方針:DOE5%以上を目安とし、原則として累進配当🗒️IR
🥈東洋水産(2875)
即席麺「マルちゃん」で知られます。
利回り:2.18%
配当性向(実績):30.8%
方針:配当性向30%以上🗒️IR
🥉日清食品HD(2897)
即席麺の国内最大手です。
利回り:2.46%
配当性向(実績):44.5%
方針:累進的配当🗒️IR

日清食品は、配当を10年で180%増やしてきました。

↑ 業種メニューへ

繊維製品

衣料品や産業用の繊維素材を扱う業種です。

🥇ゴールドウイン(8111)
アウトドア衣料の企画と販売、ブランド「ザ・ノース・フェイス」が主力です。
利回り:3.07%
配当性向(実績):33.0%
方針:DOE6%以上を目標🗒️IR
🥈セーレン(3569)
繊維加工の技術を自動車内装などに広げています。
利回り:2.23%
配当性向(実績):28.6%
方針:配当性向30%目安🗒️IR
🥉富士紡HD(3104)
研磨材や化成品など、産業向けが柱です。
利回り:2.39%
配当性向(実績):36.2%
方針:配当性向目標を35%→40%に引き上げDOE=3.5%を下限🗒️IR

↑ 業種メニューへ

化学

素材から日用品まで幅広い製品をつくる業種です。

🥇旭化成(3407)
素材・住宅・ヘルスケアの3事業を持ちます。
利回り:2.67%
配当性向(実績):35.9%
方針:DOE3%を目安とした、中長期的な累進配当🗒️IR
🥈ユニ・チャーム(8113)
紙おむつや生理用品で国内首位です。
利回り:2.21%
配当性向(実績):48.3%
方針:DOE4.5%超連続増配継続🗒️IR
🥉積水化学工業(4204)
住宅と高機能プラスチックが柱です。
利回り:3.12%
配当性向(実績):43.6%
方針:配当性向40%以上DOE3%以上🗒️IR

ユニ・チャームは24期連続で増配し、増配率は10年平均13.8%です。

↑ 業種メニューへ

医薬品

医療用医薬品などを研究開発する業種です。

🥇アステラス製薬(4503)
国内大手の研究開発型の製薬会社です。
利回り:3.68%
配当性向(実績):47.9%
方針:年間2円以上の増配🗒️IR
🥈塩野義製薬(4507)
感染症の領域に強みを持ちます。
利回り:2.62%
配当性向(実績):29.4%
方針:安定的に配当金額を増加させることを目指す🗒️IR
🥉参天製薬(4536)
眼科の領域に特化した製薬会社です。
利回り:2.25%
配当性向(実績):33.3%
方針:利益成長に応じた増配(累進配当方針)🗒️IR

↑ 業種メニューへ

石油・石炭製品

石油の精製と販売を担う業種です。

🥇ENEOS HD(5020)
国内最大の石油元売りです。
利回り:2.63%
配当性向(実績):35.4%
方針:30円/株の配当を起点とする、業績に応じた累進配当🗒️IR
🥈コスモエネルギーHD(5021)
石油の精製に加え、風力発電も手がけます。
利回り:4.30%
配当性向(実績):36.4%
方針:配当は165円/株を下限🗒️IR

↑ 業種メニューへ

ゴム製品

タイヤや工業用ゴム製品をつくる業種です。

🥇横浜ゴム(5101)
タイヤと工業用品を手がけます。
利回り:2.35%
配当性向(実績):20.0%
方針:配当性向30%、利益成長に伴う安定的な増配を目指す🗒️IR
🥈TOYO TIRE(5105)
北米向けのタイヤに強みがあります。
利回り:3.27%
配当性向(実績):31.5%
方針:株主資本配当率4.5%配当性向30%以上、安定かつ累進配当🗒️IR
🥉ニッタ(5186)
産業用のベルトやホースが主力です。
利回り:2.65%
配当性向(実績):32.6%
方針:連結配当性向30%以上かつDOE2.5%以上を目安に、毎年1株当たり10円以上の増配を継続🗒️IR

横浜ゴムは5期連続で増配し、増配率は年平均9.8%です。

TOYO TIREは自己資本比率69.4%と財務が厚く、5期連続で増配しています。

↑ 業種メニューへ

ガラス・土石製品

ガラスやセメント、窯業製品を扱う業種です。

🥇日本カーボン(5302)
炭素製品と特殊炭素材を手がけます。
利回り:4.20%
配当性向(実績):45.8%
方針:事業利益の安定的な配当原資としての活用と収益性の向上🗒️IR
🥈アジアパイルHD(5288)
コンクリートパイルの製造と施工が主力です。
利回り:4.76%
配当性向(実績):27.6%
方針:累進配当を基本とし、連結株主資本配当率(DOE)3.75%以上を目処🗒️IR

↑ 業種メニューへ

非鉄金属

銅やアルミなど非鉄金属を扱う業種です。

🥇DOWA HD(5714)
金属の製錬と環境リサイクルが柱です。
利回り:4.14%
配当性向(実績):35.1%
方針:配当性向35%または1株当たり150円のいずれか高い方🗒️IR
🥈SWCC(5805)
電線とエネルギー関連の製品を手がけます。
利回り:2.23%
配当性向(実績):35.0%
方針:連結配当性向40%以上かつ連結DOE5%以上🗒️IR
🥉古河機械金属(5715)
産業機械と金属材料を扱います。
利回り:2.29%
配当性向(実績):20.8%
方針:原則1株当たり50円以上の年間配当金を目安🗒️IR

↑ 業種メニューへ

金属製品

建材や住宅設備など、金属加工品の業種です。

🥇三和HD(5929)
シャッターやドアを手がける世界大手です。
利回り:4.14%
配当性向(実績):46.2%
方針:DOE(自己資本配当率)8%目安🗒️IR
🥈リンナイ(5947)
給湯器や厨房機器で国内首位です。
利回り:2.99%
配当性向(実績):38.5%
方針:累進配当を原則とし、安定的かつ継続的な還元を実施🗒️IR
🥉文化シヤッター(5930)
シャッターと建材が主力です。
利回り:3.96%
配当性向(実績):41.3%
方針:配当性向40%を目安🗒️IR

↑ 業種メニューへ

機械

産業機械や生産設備をつくる業種です。

🥇ホシザキ(6465)
業務用の厨房機器で高いシェアを持ちます。
利回り:2.04%
配当性向(実績):42.6%
方針:配当性向40%以上🗒️IR
🥈竹内製作所(6432)
小型の建設機械を海外中心に展開します。
利回り:3.02%
配当性向(実績):34.3%
方針:連結配当性向40%を目指し、段階的に引き上げていく🗒️IR
🥉マックス(6454)
建築用の工具と事務用品が柱です。
利回り:2.14%
配当性向(実績):48.3%
方針:連結決算を基準に、純資産配当率5.0%配当性向50%を目安とする🗒️IR

↑ 業種メニューへ

電気機器

電子部品や電気製品をつくる業種です。

🥇ブラザー工業(6448)
プリンターと工作機械を手がけます。
利回り:2.50%
配当性向(実績):37.3%
方針:1株あたり年間100円の配当を下限配当性向40%を目安🗒️IR
🥈フクダ電子(6960)
心電計など、医療機器の大手です。
利回り:2.03%
配当性向(実績):33.7%
方針:配当性向35%を目標🗒️IR
🥉能美防災(6744)
火災報知設備で国内首位です。
利回り:2.60%
配当性向(実績):50.0%
方針:2026/3期以降は連結配当性向50%を目標🗒️IR

↑ 業種メニューへ

輸送用機器

自動車や自動車部品をつくる業種です。

🥇トヨタ自動車(7203)
国内最大の時価総額を持つ自動車大手です。
利回り:3.37%
配当性向(実績):32.1%
方針:安定的・継続的に増配を実施🗒️IR
🥈デンソー(6902)
トヨタ系の自動車部品最大手です。
利回り:3.84%
配当性向(実績):41.1%
方針:DOE4.0%以上を目指し、長期安定的に向上🗒️IR
🥉スズキ(7269)
軽自動車とインド事業に強みがあります。
利回り:2.62%
配当性向(実績):20.2%
方針:DOE3.0%を基準に累進配当を着実に実施🗒️IR

トヨタ自動車は、数値目標を置かないまま配当を10年で約2.3倍にしました。

↑ 業種メニューへ

精密機器

計測機器や医療機器などをつくる業種です。

🥇松風(7979)
歯科材料と歯科機器を手がけます。
利回り:2.92%
配当性向(実績):43.7%
方針:連結ベースでの配当性向40%以上純資産配当率(DOE)3.0%以上🗒️IR

↑ 業種メニューへ

その他製品

家具や文具など、多様な製品をつくる業種です。

🥇オカムラ(7994)
オフィス家具と物流システムが柱です。
利回り:4.52%
配当性向(実績):43.9%
方針:累進配当かつ配当性向40%以上を維持🗒️IR
🥈パイロット(7846)
筆記具の国内大手です。
利回り:2.35%
配当性向(実績):37.9%
方針:累進配当を採用🗒️IR
🥉フジシールINT(7864)
包装用のラベルやフィルムが主力です。
利回り:2.89%
配当性向(実績):20.9%
方針:連結配当性向30%を原則🗒️IR

↑ 業種メニューへ

電気・ガス業

電力やガス、水道関連を担う業種です。

🥇関西電力(9503)
関西を地盤とする大手電力会社です。
利回り:3.26%
配当性向(実績):22.0%
方針:連結配当性向25〜35%を目安に、配当の維持または増配に努めます🗒️IR
🥈大阪ガス(9532)
関西を地盤とする都市ガス大手です。
利回り:2.40%
配当性向(実績):30.7%
方針:累進配当を導入、資本配当率(DOE)3.0%🗒️IR
🥉メタウォーター(9551)
上下水道のプラントを手がけます。
利回り:2.56%
配当性向(実績):33.4%
方針:累進配当配当性向30〜40%🗒️IR

↑ 業種メニューへ

陸運業

物流や輸送を担う業種です。

🥇センコーグループHD(9069)
物流の一括受託と施設運営が柱です。
利回り:2.52%
配当性向(実績):44.0%
方針:2027年3月期までに配当性向40%を目指す🗒️IR
🥈丸全昭和運輸(9068)
化学品や重量物の物流に強みがあります。
利回り:2.75%
配当性向(実績):32.3%
方針:長期安定配当を継続、3年間の連結ベースで配当性向35%以上を目標🗒️IR
🥉ハマキョウレックス(9037)
物流センターの運営を軸にしています。
利回り:2.53%
配当性向(実績):28.8%
方針:安定的な配当を行う方針、配当性向30%の達成を目指す🗒️IR

ハマキョウレックスは連続増配ランキングにも入っています。

↑ 業種メニューへ

空運業

航空輸送や航空測量を担う業種です。

🥇アジア航測(9233)
航空測量と防災コンサルが主力です。
利回り:3.93%
配当性向(実績):44.4%
方針:配当性向35%以上を目標、継続的かつ安定的な株主還元🗒️IR

↑ 業種メニューへ

情報・通信業

通信サービスやITを担う業種です。

🥇NTT(9432)
国内最大の通信グループです。
利回り:3.54%
配当性向(実績):42.0%
方針:継続的な増配の実施を基本的な考えとする🗒️IR
🥈KDDI(9433)
auブランドを展開する通信大手です。
利回り:2.89%
配当性向(実績):43.6%
方針:事業成長に沿った安定増配と連結配当性向40%超を維持🗒️IR
🥉オービック(4684)
企業向けの基幹システムを手がけます。
利回り:2.12%
配当性向(実績):48.9%
方針:安定的かつ継続的な配当を基本に、連結配当性向の維持・向上に努める🗒️IR

NTTは売上高が過去最高を更新し、16期連続で増配しています。

KDDIはROE14%と収益性が高く、24期連続で増配しています。

↑ 業種メニューへ

卸売業

商社や流通を担う業種です。

🥇伊藤忠商事(8001)
非資源に強みを持つ大手総合商社です。
利回り:2.20%
配当性向(実績):32.8%
方針:経営方針に累進配当を明記🗒️IR
🥈キヤノンMJ(8060)
キヤノン製品の販売とITサービスが柱です。
利回り:2.65%
配当性向(実績):44.6%
方針:配当性向40%以上を目途🗒️IR
🥉長瀬産業(8012)
化学品を軸にした専門商社です。
利回り:2.32%
配当性向(実績):31.3%
方針:継続増配を基本とする🗒️IR

伊藤忠商事は2年連続で最高益を更新し、12期連続の増配を予定しています。

↑ 業種メニューへ

小売業

店舗を通じて商品を販売する業種です。

🥇マツキヨココカラ(3088)
ドラッグストアの国内最大手クラスです。
利回り:2.24%
配当性向(実績):35.7%
方針:累進配当を基本として、配当性向(連結)50%DOE6%を目指します🗒️IR
🥈ABCマート(2670)
靴の専門店を全国に展開します。
利回り:2.95%
配当性向(実績):40.1%
方針:配当性向を意識した増配が毎期実現できるよう努めてまいります🗒️IR
🥉サンドラッグ(9989)
ドラッグストアとディスカウント店を運営します。
利回り:3.54%
配当性向(実績):48.8%
方針:累進配当配当性向50%目安🗒️IR

サンドラッグも連続増配ランキングに入っています。

↑ 業種メニューへ

証券・商品先物取引業

証券や金融商品を扱う業種です。

🥇ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)
航空機リースなどの出資商品を扱います。
利回り:5.42%
配当性向(実績):50.0%
方針:50%以上の配当性向となる配当金額を目指してまいります🗒️IR

↑ 業種メニューへ

保険業

損害保険や生命保険を担う業種です。

🥇MS&AD(8725)
三井住友海上などを傘下に持つ保険大手です。
利回り:3.53%
配当性向(実績):46.6%
方針:配当は累進配当を目指し、利益成長に応じて一株当たり配当の増加を検討🗒️IR
🥈SOMPO HD(8630)
損保ジャパンを中核とする保険大手です。
利回り:2.91%
配当性向(実績):21.4%
方針:中期的な利益成長にあわせた増配を原則とする🗒️IR

↑ 業種メニューへ

その他金融業

リースや信用保証などを担う業種です。

🥇オリックス(8591)
リースを起点に多角化した金融グループです。
利回り:2.95%
配当性向(実績):39.0%
方針:配当性向39.0%もしくは当期と同額の156.10円のいずれか高い方🗒️IR
🥈アコム(8572)
消費者金融と信用保証が柱です。
利回り:4.63%
配当性向(実績):43.3%
方針:安定的・継続的な株主還元を堅持する🗒️IR
🥉全国保証(7164)
住宅ローンの信用保証を専業とします。
利回り:4.01%
配当性向(実績):49.2%
方針:配当性向50%を維持し、安定的・継続的な株主還元を実現🗒️IR

オリックスは60年間黒字を続け、配当は10年で約3.4倍になりました。

↑ 業種メニューへ

サービス業

警備や環境、レジャーなどを担う業種です。

🥇ALSOK(2331)
警備業界の大手です。
利回り:2.88%
配当性向(実績):42.6%
方針:配当性向40%から50%を目安に安定配当を目指す🗒️IR
🥈ダイセキ(9793)
産業廃棄物の処理とリサイクルが主力です。
利回り:2.31%
配当性向(実績):39.3%
方針:段階的な増配により配当性向を徐々に引上げ40%を目指す🗒️IR
🥉東京都競馬(9672)
大井競馬場の運営と不動産事業を行います。
利回り:2.96%
配当性向(実績):30.1%
方針:連結配当性向35%を基準とし、1株あたりの年間配当137円を目安とする🗒️IR

↑ 業種メニューへ

該当なしだった7業種

該当なしは7業種 銀行・海運・不動産も0社

次の7業種は、今回の条件を満たす企業がありませんでした。

⛏️鉱業 📄パルプ・紙 🔩鉄鋼 🚢海運業 🏭倉庫・運輸関連業 🏦銀行業 🏘️不動産業

💡例えば
銀行業は業務の仕組み上、自己資本比率が小さくなる傾向があります。
パルプ・紙業は全社的にROEが低い傾向があります。

今回は業種ごとに条件を調整したりせず、同じ条件で33業種を横断的に調査しました。

↑ 業種メニューへ

69社を選んだ条件

69社の選び方 足切り5条件で絞る

5つの足切り条件+直近10期で減配なし

今回のテーマとして、直近10期において減配がないことを条件にしています。さらに、私がいつも使用している5つの足切り条件で、最低限の適性を持った企業をピックアップしています。

🔍5つの足切り条件

  • 収益性:ROE 8%以上
  • 財務健全性:自己資本比率 20%以上
  • 持続性:配当性向 50%以下
  • 最低限のリターン:予想配当利回り 2%以上
  • 成長性:売上高成長率(10年平均) 0%以上

+直近10期で減配なしの実績

企業のピックアップには、マネックス証券の銘柄スカウターを使用しています。

配当性向には実績値を使いました。この5条件を決めた考え方は、配当株の選び方で詳しくまとめています。

業種ごとに時価総額上位3社を掲載

各業種で条件を満たした企業のうち、時価総額の大きい順に上位3社を選んでいます。

3社に満たない業種は全社を掲載し、0社だった7業種も結果として残しました。

3社を載せた業種には、4位以下にも条件を通った企業があります。69社は、条件を通った企業の総数ではありません。

ゆず
ゆず

4位以下の企業も気になる方は、ぜひ銘柄スカウターで自ら調べてみてください。非減配株の探し方は、この後で解説します。

花王や三菱商事が入らなかった理由

花王は、配当性向が50%を超えたため今回は選外です。37期連続増配で、連続増配ランキングの記事には載せています。三菱商事も同じく配当性向が50%を超えています。

これは、配当性向が高くて危険という話ではありません。

ゆず
ゆず

実際に、私も三菱商事を保有しています。

配当性向が高い分、利益の成長性や配当方針など、他の指標でも厳格に判断します。その上で、競合に負けない独自性があれば投資を行います。

一覧を見るときの注意点

  • 並び順は評価順ではなく、業種ごとの時価総額順です。規模が違えば、売買のしやすさにも差が出ます
  • 予想配当利回りは2026年8月3日時点の値です。株価や配当予想が変われば変わります
  • 配当性向は直近の実績値です。特別損益などでも動きます
  • 過去に減配がなかったことは、これからの配当を約束しません
  • 足切りに使ったのは実績の配当性向です。将来の目標として50%以上を掲げる会社も含まれます

私はこの一覧で候補を絞ったあと、各社の公式IRで最新の方針を確かめています。

配当方針の種類と、減配との関係

配当方針は6種類 減配との距離が違う

69社の方針を読むと、書かれ方は大きく6つに分かれます。同じ「方針あり」でも、減配との関わり方はまったく違います。

📊69社で確認できた方針の要素

  • 累進配当:17社
  • 連続増配・増配額の約束:3社
  • 配当額の下限:7社
  • DOE(純資産配当率)の目標:17社
  • 配当性向の目標:38社
  • 安定配当などの表明のみ:12社

*1社が複数を掲げる場合があるため、合計は69社になりません。

累進配当

方針が維持される間、原則として前期の配当を維持または増額するという考え方です。据え置きは認めます。減配はしないが、必ず増やすとも約束していない、という位置づけです。

ただし、方針そのものが会社の判断で変更されることはあります。「原則として」といった例外が付く場合もあります。

オリックスのように、「累進」の語を使わずに「配当性向39.0%もしくは当期と同額の156.10円のいずれか高い方」と定める会社もあります。語はなくても、前期を下回らない仕組みです。

連続増配・増配額の約束

累進配当よりさらに踏み込んで、毎期の増配を掲げる方針です。据え置きも認めません。

ユニ・チャームは「連続増配継続」、アステラス製薬は「年間2円以上の増配」、ニッタは「毎年1株当たり10円以上の増配」と、増配の額まで示している会社もあります。

ただし、増配を続けるには利益の成長が要ります。方針を維持できるかは、業績次第という面が残ります。

配当額の下限

1株あたりの金額に下限を設ける方針です。

大和ハウス工業と積水ハウスの「年間配当145円を下限」、コスモエネルギーHDの「165円/株を下限」などが当てはまります。

利益が落ち込んでも、この金額までは下げないという約束です。ただし、いまの配当が下限を上回っている場合、下限までの減配は否定されていません。

DOE(純資産配当率)の目標

DOEは、配当を利益ではなく自己資本に対する比率で決める考え方です。

利益は年によって大きく振れますが、自己資本はゆっくりとしか動きません。そのため、利益が落ち込んだ年でも配当が下がりにくくなります。ただし、金額の下限を保証する仕組みではありません。

配当性向の目標

利益の一定割合を配当に回す方針です。

注意が要るのはここです。基準になる利益が減れば、同じ比率でも配当額は下がります。配当性向を守ったまま減配になる、ということが起こりえます。

「目標」「目安」「基準」「以上」で、拘束の強さも違います。この一覧では各社の原文をそのまま載せているので、言葉の違いも見比べてみてください。

安定配当などの表明のみ

「安定的な配当」「継続的な増配」といった言葉はあるものの、数値の目標や金額の下限がない場合です。方針としては最も緩やかな形になります。

ただし、トヨタ自動車やNTTのように、実際には配当を長く増やし続けている会社も含まれます。方針の書き方と、実際の配当実績は別のものです。

6つのうちどれが優れている、という話ではありません。利益の振れ方や事業の性質によって、選ばれる方針は違います。

どの方針も、将来の配当を保証するものではありません。会社の判断で変更されることがあります。適用される期間が定められている方針もあります。

↑ 業種メニューへ

減配した企業は買ってはいけないのか

減配企業は買わない? 例外は3つ

一覧を眺めていると、有名な会社の名前がないことに気づくと思います。JTや商船三井、INPEXのように、人気の高い高配当株でも、減配した実績はあります。

では、一度減配した会社は候補から外すべきなのでしょうか。私はそうは考えていません。

同じ業種に非減配の会社があるなら、基本的にはそちらを選びます。ただ、次のような場合は、減配の実績があっても候補に残しています。

🤔減配していても検討する場合

  • 減配が単年でとどまり、翌期から増配基調に戻る見込みがある
  • 戦争や災害、パンデミックなど、会社では避けられない外的な要因による減配
  • 業界を独占していて、比べられる競合が見つからない(JTなど)

大切なのは、減配の理由が一度きりのものか、これからも続くものかです。同じ「減配」でも、意味はまったく違います。

こうした会社を候補にするときは、業績と財務をより丁寧に確かめてから判断しています。非減配という実績がないぶん、自分で確かめる量は増えます。

銘柄スカウターで非減配株を探す方法

非減配株の探し方 5ステップで絞り込む

銘柄スカウター(マネックス証券)を使えば、この69社と同じ条件で自分でも絞り込めます。手順は5つです。

①銘柄スカウターを開く
マネックス証券にログインして、銘柄スカウターを開きます。
②10年スクリーニングを開く
10年分の業績と配当を条件にして絞り込める画面です。
③5つの足切り条件を入力する
「詳細条件」に、実績ROE 8%以上/自己資本比率 20%以上/配当性向 50%以下/予想配当利回り 2%以上を入力します。売上高の成長率は「10年」を選んでから0%以上とします。
銘柄スカウターの条件入力画面 5つの足切り条件
④条件に「連続非減配年数」を追加する
右上の「条件を追加する」から、「配当・株主還元」にある連続非減配年数(10年)にチェックを入れます。
詳細設定 配当・株主還元から連続非減配年数を選ぶ
⑤「連続10期」を選ぶ
追加された「連続非減配年数(10年)」のプルダウンで、いちばん下の連続10期を選びます。あとはスクリーニングを実行するだけです。
連続非減配年数のプルダウンで連続10期を選択

連続非減配年数の表示上限は10期です。そのため、表示上限を超える期間では絞り込めません。
ここで見つかるのは、あくまで候補です。配当方針は、各社の公式IR資料で確かめる必要があります。

詳しい使い方は、マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選にまとめています。

銘柄スカウターは口座があれば無料で使える

最短10分!3ステップで開設完了

まとめ

次に調べる会社を絞る 一覧の使い方

東証33業種を同じ条件で調べ、26業種から69社を掲載しました。銀行・海運・不動産など7業種は該当なしでした。

過去に減配がなかったという実績だけで、これからの配当は決まりません。公式に示された方針の中身も、1社ずつ読むことが大切です。

私は、気になる業種から候補を絞り、そのあとで業績や財務を確かめています。この一覧が、次に調べる企業を見つける入り口になれば幸いです。

銘柄の選び方そのものを知りたい方は配当株の選び方、増配の実績で選びたい方は連続増配ランキングもあわせてどうぞ。

出典

選定に用いた配当関連の数値、連続非減配年数および予想配当利回りは、マネックス証券「銘柄スカウター」(2026年8月3日確認)によります。予想値は確認日時点のものであり、今後変更される場合があります。

各社の配当方針は、公式IR資料の文言をそのまま引用し、方針欄の🗒️IRから出典にリンクしています。引用元は決算説明資料・中期経営計画・株主還元ページ・有価証券報告書のいずれかです。