【2026年】サンドラッグの配当と買い時を分析|24期連続増配と累進配当

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【2026年】サンドラッグの配当と買い時を分析|24期連続増配と累進配当

この記事の結論

  • サンドラッグは「優良企業
  • 買い時は配当利回り2.4%以上
    配当132円として、株価5,500円以下

※買い時について、過去10年のデータを使った統計分析から客観的に導き出しています。

  • 配当金も株価も成長する優良企業を見つけたい
  • サンドラッグの24期連続増配はこの先も続く?
  • 買ってもいいの?買い時は?

配当利回りと知名度で、なんとなく投資先を決めていませんか?
その判断が将来の配当額を大きく左右します。

📉話題性で飛びつき、高値掴み。
💦含み損に耐えきれず損切り。
⬇️そして減配…。

私も同じ失敗を繰り返しました。雰囲気で企業を選び、リスクを見落としたことが原因です。

今では「企業分析・買い時分析・競合比較」を徹底し、保有47銘柄中、44銘柄が含み益です。含み益の合計は905万円(2026年7月時点)。

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この記事では企業分析・買い時分析・競合比較から、再現性のある配当株投資を示します。


最後まで読むことで、次のことがわかります。

  • 配当金も株価も成長する優良企業の見極め方
  • サンドラッグの投資判断と買い時
  • 競合と比較したサンドラッグの特徴

サンドラッグは、ドラッグストア「サンドラッグ」とディスカウントストア「ダイレックス」を全国1,594店舗で展開する小売企業です。
24期連続増配を続けており、累進配当方針を掲げています。

▼企業分析の結果

項目評価内容
業種ディフェンシブ小売業
(ドラッグストア)
売上高右肩上がり8,425.12億円
10年間で減収なし
EPS増加傾向268.36円
前期比+2.1%
ROE11.30%10%台を維持
PBR1.52倍1.3倍を超える水準
自己資本比率60.1%実質無借金の財務
配当金24期連続増配131円(2026年3月期)
配当性向48.8%会社の目安50%に接近
配当方針累進配当配当性向50%が目安

*2026年3月期実績。PBRは8/21時点

▼買い時分析の結果

配当利回りの推移と日数ヒストグラム

▼ 買い時の基準利回りを調整できます

–%
ヒストグラム
🔴 機会損失(〜20%)
🟢 買い時(30〜40%)
🔵 高値掴み(50%〜)
利回り推移
🟡 基準以上の期間
分析日数:10年間–日

▼競合比較

項目サンドラッグマツキヨココカラクリエイトSDH
概要9989
プライム
3088
プライム
3148
プライム
売上高右肩上がり
10年間減収なし
右肩上がり右肩上がり
10年間減収なし
EPS増加傾向
前期比+2.1%
増加傾向
前期比+4.6%
増加傾向
前期比+8.3%
ROE11.30%10.48%11.44%
PBR1.52倍1.88倍1.43倍
自己資本比率60.1%71.9%60.4%
配当金連続増配24期10期減配なし10期連続増配
配当性向48.8%35.7%35.4%
配当方針累進配当
配当性向50%目安
累進配当
DOE6%と配当性向50%目標
安定配当の継続のみ

*直近本決算実績。クリエイトSDHのみ2026年5月期。PBRは3社とも8/21時点

サンドラッグの企業分析

企業分析からサンドラッグが「配当金も株価も成長する優良企業」か見極めます

企業分析で行う分析の詳細はこちらで解説しています。

サンドラッグの特徴

サンドラッグは、2つの業態を全国1,594店舗まで広げてきた小売企業です。内訳はドラッグストア1,155店舗と、ダイレックス中心のディスカウントストア439店舗になります。

配当株投資の目線で、サンドラッグの強みを3つ紹介します。

💊利益を稼ぐ二本柱の事業構造

2026年3月期のセグメント売上高は、ドラッグストア事業5,393.79億円、ディスカウントストア事業3,641.21億円。片方に依存しない収益構造が特徴です。

営業利益は274.81億円と193.50億円、営業利益率は5.1%と5.3%。2事業内の売上構成比は59.7%と40.3%です。

*事業間の取引を含むため、2事業の合計は連結売上高と一致しません。

📈有価証券報告書に書かれた累進配当

サンドラッグは有価証券報告書の配当政策に、累進配当と配当性向50%目安を明記しています。減配せず配当を維持または増配する姿勢を、公式な開示書類で明示したことになります。

当ブログの20期以上の連続増配ランキング22社では8位。ドラッグストアからランクインしたのはサンドラッグだけです。

方針を掲げるだけの企業もあるなか、24期という実行実績が伴っている点が評価できます。

🏦実質無借金の財務と、伸びる調剤・EC

自己資本比率60.1%、有利子負債比率17.1%に対し、手元の現金は705.23億円。借金より現金が多く、出店や改装への投資を借入に頼らず進められます。

2026年3月期の調剤売上は189億18百万円で前期比116.8%、EC売上は168億11百万円で同117.6%。どちらも二桁成長です。

店舗網の拡大に加えて、調剤とECという2つの伸びしろを社内に持っています。

売上高◎:10年間で一度も減収がない

🔰売上高とは?【ここをタップ👆】

売上高は、企業の成長性を示す指標であり、事業投資および配当金の源泉です。株価および配当金の成長性を判断する上で、安定した売上の成長が重要

  • :長期で連続した綺麗な右肩上がり
  • :長期で右肩上がり
  • ×:成長していないか減少傾向
サンドラッグの売上高推移(10年グラフ)

売上高 8,425.12億円(2026年3月期)

  • 前期比+5.1%の増収
  • 10年平均の売上高成長率は5.3%
  • 今期は8,760億円(+4.0%)の会社予想

新中期経営計画では、2031年3月期にグループ売上高12,500億円を目標に掲げています。
提携先の業績も含めた数値で、連結売上高とは範囲が異なります。

コロナ禍の2021年3月期も前期を上回り、10年間で減収の年がありません。直近は既存店の改装効果に加え、調剤事業とEC事業が伸びました。

EPS◎:268.36円へ、10年で約1.5倍

🔰EPSとは?【ここをタップ👆】

EPS=純利益÷発行済み株式数
1株あたりの利益を示す指標。
企業の使命は、EPSを成長させることです。事業投資などで純利益が下がると、一時的にEPSも下がります。EPSの成長は増配期待につながるため、長期での増加傾向が重要

  • :一時的な上下があっても増加傾向
  • :横ばいで推移
  • :一時的な落ち込みから回復途上
  • ×:減少傾向
サンドラッグのEPS推移(10年グラフ)

EPS 268.36円(2026年3月期)

  • 前期比+2.1%、10年前の178.43円から約1.5倍
  • 2019〜2022年3月期は200円台前半で足踏み
  • 今期の会社予想は274.8円(+2.4%)

伸びが戻ったのは2023年3月期からで、直近4期は増加が続いています。ただし今期の会社計画は、小幅な増益にとどまります。

ROE○:11.30%、2017年3月期からは低下

🔰ROEとは?【ここをタップ👆】

ROE=純利益÷自己資本×100
自己資本をいかに効率的に使って利益を出しているかを示す指標。
ROEが高いほど「収益性」の高い企業と言え、日本企業のROEは平均的に8〜9%程度となります。一方、自己資本が少ない(=借金過多)ため、ROEが競合よりも高く算出される場合に注意

  • :12%以上
  • :10%以上
  • :8%以上
  • ×:8%未満
サンドラッグのROE推移(10年グラフ)

ROE 11.30%(2026年3月期)

  • 2017年3月期の17.3%から低下
  • 直近5期は11%台で横ばい
  • ROAは6.83%、ROICは9.68%

純資産が2,860.01億円まで増えたぶん、利益の伸びが追いつかなかったのが背景です。

新中期経営計画では、2031年3月期にROE12.4%を目標に掲げています。
提携先の業績も含めた数値で、連結ROEとは範囲が異なります。

PBR△:1.52倍で1.3倍を超える水準

🔰PBRとは?【ここをタップ👆】

PBR=株価÷1株あたりの純資産
企業の保有する純資産に対して、株価の割安さを示す指標。
PBR1倍以下は、企業の純資産に対して企業価値が低い状態(例:1万円の入った財布が、1万円以下で売られている状態)。PBRが高い場合でも、企業評価として問題はない
東証はプライム・スタンダード市場の全上場会社に、資本コストや株価を意識した経営を要請している(日本経済新聞)。そのため、1倍を下回る企業では、企業価値を上げる施策の一つとして増配や自社株買いが行われることがあります

  • :1倍以下
  • :1倍超〜1.3倍以下
  • :1.3倍超

PBR 1.52倍(2026年8月21日時点)

  • 1株あたり純資産(BPS)は2,444.81円
  • 予想PERは13.5倍(同時点)
  • 3社の中では中間の水準

BPSは2016年3月期の1,102.11円から約2.2倍に増えました。株価が同じでも純資産が増えればPBRは下がります。

自己資本比率◎:60%台を10年維持

🔰自己資本比率とは?【ここをタップ👆】

自己資本比率=自己資本÷総資産×100
企業の「財務健全性」を示す指標。
自己資本比率が高いほど借金が少なく倒産リスクが低いため、不況時でも配当を維持しやすい安定性があります。大規模な事業投資により一時的に借金が多くなることがあるため、傾向も合わせて確認することが重要

  • :60%以上
  • :30%以上
  • :20%以上
  • ×:20%未満
サンドラッグの自己資本比率推移(10年グラフ)

自己資本比率 60.1%(2026年3月期)

  • 10年間を通して60〜67%台を維持
  • 有利子負債比率(利息のある借金の割合)は17.1%
  • 現金及び現金同等物は705.23億円

借金より手元の現金が多く、実質的に無借金といえる財務です。

2024年3月期に65.5%から60.2%へ下がったのは、総資産の伸びが自己資本の伸びを上回ったためです。

配当金◎:24期連続増配、10年で約3.1倍

🔰配当金とは?【ここをタップ👆】

配当金は、配当株投資における最終目標。
長期で安定的に成長している企業を厳選。原則、過去に減配や無配転落をしていない企業を選びます。ただし、世界的な経済ショック(コロナショックなど)により、単年のみ減配している企業は、よく分析して判断します。

  • :安定的、連続的な増配傾向
  • :断続的に長期で増配傾向
  • ×:減配または無配の実績がある
サンドラッグの配当金推移(10年グラフ)

配当金 131円(2026年3月期)

  • 24期連続で増配、減配の実績なし
  • 10年前の42.50円から、約3.1倍に成長
  • 今期は1株132円への増配を予定

今期も増配を達成すれば、25期連続増配です。2023年3月期には71円から100円へ、29円の大幅増配も行っています。
配当金は10年で約3.1倍に成長し、増配率は11.9%となります。

🔍10年平均増配率(CAGR)の計算
▼CAGRの計算式
11.9%=(131円÷42.50円)(1÷10年)−1

増配率の計算とポートフォリオの運用について、こちらで解説。

この記事の配当金・EPSは、2017年4月の1株を2株にする分割後の基準に統一。

配当性向○:48.8%で会社の目安50%に接近

🔰配当性向とは?【ここをタップ👆】

配当性向=配当金の支払い総額÷純利益×100
配当金の継続可能性を示す指標。
減配することなく継続が可能か、増配する余力が残っているかを判断します。配当性向100%で利益の全てを配当金にあてている状態、100%を超えると、利益を超える分を借入金または内部留保から支払っている状態です。

  • :30%以下
  • :30%超〜50%以下
  • ×:50%超
サンドラッグの配当性向推移(10年グラフ)

配当性向 48.8%(2026年3月期)

  • 2017年3月期の25.3%から上昇
  • 2023年3月期には34.8%から45.5%へ上昇
  • 会社が目安とする50%まで残りわずか

配当が約3.1倍に増えた一方、EPSの伸びが約1.5倍にとどまったことが上昇の理由です。ここから先の増配は、利益をどれだけ伸ばせるかに左右されます。

配当方針◎:累進配当と配当性向50%目安を明記

🔰配当方針とは?【ここをタップ👆】

企業と株主の約束であり、企業の還元姿勢を確認します。IR資料をチェックし、意味のある配当方針を掲げていることが重要です。配当金の維持や成長に関連した方針を評価し、「安定的な配当を継続する」といったお気持ち表明の方針は評価しません。

  • :累進配当制度やDOE制度など
  • :配当性向を目標にしている
  • ×:数値目標を伴う方針がない
サンドラッグの配当方針と1株当たり配当金・配当性向の推移

有価証券報告書の配当政策で累進配当が方針

  • 配当性向50%を目安とする
  • 新中期経営計画の株主還元にも累進配当を明記
  • 配当は年2回、権利確定日は3月末と9月末

減配せず、配当を維持または増やす累進配当を方針に掲げています。

有価証券報告書には「配当性向50%を目安とし、累進配当とする方針」と記載され、いつまでという期限は設けていません。

結論、サンドラッグは優良企業

企業分析を確認(タップでひらく)
項目評価内容
業種ディフェンシブ小売業
(ドラッグストア)
売上高右肩上がり8,425.12億円
10年間で減収なし
EPS増加傾向268.36円
前期比+2.1%
ROE11.30%10%台を維持
PBR1.52倍1.3倍を超える水準
自己資本比率60.1%実質無借金の財務
配当金24期連続増配131円(2026年3月期)
配当性向48.8%会社の目安50%に接近
配当方針累進配当配当性向50%が目安

*2026年3月期実績。PBRは8/21時点

企業分析の結論として、サンドラッグは「優良企業」です。

10年間で一度も減収がなく、24期連続増配を継続。自己資本比率60.1%で実質無借金と、配当株に求める条件はそろっています。有価証券報告書への累進配当の明記も評価できます。
一方でROEは2017年3月期の水準を回復しておらず、配当性向は目安50%に接近しています。

投資する上での注意点

サンドラッグに投資する上で、注意すべき点は下記があります。

  • ROEの低下:2017年3月期の17.3%から11.30%へ下がり、直近5期は11%台で横ばい
  • 配当性向が目安に接近:48.8%は会社の掲げる50%にほぼ届いており、増配は利益成長次第
  • 国内店舗網への依存:海外売上の開示はなく、人口減少と出店競争の激化を会社自身がリスクに挙げる

配当方針と実績は信頼できると考えますが、増配のペースは利益の伸び次第です。だからこそ、どの株価で買うかが重要になります。過去10年の配当利回りから買い時を見ていきます。

サンドラッグの買い時分析

高値掴みを避けるため、過去の配当利回りからサンドラッグの買い時を見極めます。私の行っている2つの分析を解説します。

⏳買い時の分析

10年間の配当利回りをPythonで分析し、「買い時で購入できる日は過去に何日あったか?」を統計的に評価します。

📉暴落時の分析

暴落時における株価の最安値から、市場がパニックに陥っているときの「最大配当利回り」を確認します。

銘柄スカウターを使った買い時分析と暴落時の分析について、詳細をこちらで解説しています。

配当利回り2.4%が買い時

過去10年間の配当利回りから、毎日の最大利回りをカウントしてヒストグラムを作成しました。

ヒストグラムの日数割合から、私は下記のタイミングを判断しています。

  • 🟥上位20%以内は「機会損失」❌
  • 🟩30〜40%は「買い時」⭕️
  • 🟦50%以上は「高値掴み」❌
  • 20〜30%と40〜50%は、分布の偏りを見て判断する中間帯

サンドラッグにおける配当利回りの推移とヒストグラムは次になりました。

配当利回りの推移と日数ヒストグラム

▼ 買い時の基準利回りを調整できます

--%
ヒストグラム
🔴 機会損失(〜20%)
🟢 買い時(30〜40%)
🔵 高値掴み(50%〜)
利回り推移
🟡 基準以上の期間
分析日数:10年間--日
配当利回り 2.8% ×
購入できた日数:464日
10年間(2,314日)で上位20%の日数
→20%しかないタイミングを待つのは機会損失
配当利回り 2.4% 
購入できた日数:759日
10年間(2,314日)で、上位33%の日数
買い時と判断
配当利回り 2.0% ×
購入できた日数:1,272日
10年間(2,314日)で、上位55%の日数
→50%以上もあるタイミングは高値掴み

🗓️集計期間
2017年4月3日〜2026年8月21日の2,314日
🧮計算方法
その日の安値と、その時点の実績配当から日々の最大利回りを算出
⚠️注意点
過去の出現頻度から求めた目安であり、将来の株価や配当を保証するものではありません

最大で配当利回り3.2%まで暴落

サンドラッグの暴落時の株価と最大配当利回り

暴落時につけた株価の最安値から、最大利回りを計算します。暴落の基準として、サーキットブレーカーが発動したときの最大利回りを確認します。

新型コロナウイルスによるショック
最大利回り:2.3%(2020年3月)
日銀の金融政策変更によるショック
最大利回り:3.1%(2024年8月)
米国のトランプ関税によるショック
最大利回り:3.2%(2025年4月)

3つの局面で利回りが切り上がっているのは、株価が下げただけでなく配当が増えたためです。配当は10年で約3.1倍になっており、同じ株価でも利回りは高く出ます。

買い時の株価は5,500円

分析した配当利回りから、購入タイミングの株価を計算します。分母は今期(2027年3月期)の予想配当金1株あたり132円です。

買い時 2.4%
配当132円、利回り2.4% → 株価5,500円
暴落時の最大利回り 3.2%
配当132円、利回り3.2% → 株価4,125円

過去の暴落では、4,125円に相当する利回りまで上がりました。それを意識しつつ、買い時の株価5,500円以下で購入を検討します。

ドラッグストアの競合比較

競合はマツキヨココカラ&カンパニーとクリエイトSDホールディングスの2社です。

配当株投資におけるドラッグストアの特徴

ドラッグストアは、医薬品・化粧品・日用品・食品を扱う小売業です。近年は処方箋を扱う調剤併設店や食品を強化した大型店など、店舗の形が多様になっています。

👍強み
生活必需品が中心で景気の影響を受けにくく、業績のブレが小さい。配当を維持しやすい業態です。
⚠️弱み
人口減少と業界再編が進むなか、店舗当たりの売上を伸ばす必要があります。出店と改装の投資も重く、営業利益率は5%台です。

ドラッグストアの足切り条件

マネックス証券の銘柄スカウターを使用し、ドラッグストアの財務データを確認しました。

ドラッグストアの足切りスクリーニング結果

私が設けている足切り条件に対して、ドラッグストア11社のうち3社にまで絞り込み、サンドラッグはその中の1社です。

▼足切り条件でのサンドラッグの評価

項目合格基準サンドラッグ
収益性ROE
8%以上
11.30%
財務健全性自己資本比率
20%以上
60.1%
配当金の持続性配当性向
50%以下
48.8%
最低限のリターン配当利回り
2%以上
3.56%
成長性売上高成長率
0%以上
5.3%

(2026年8月21日時点)

サンドラッグは5項目すべてで基準を満たしています

サンドラッグ・マツキヨココカラ・クリエイトSDHを比較

競合比較を確認(タップでひらく)
項目サンドラッグマツキヨココカラクリエイトSDH
概要9989
プライム
3088
プライム
3148
プライム
売上高右肩上がり
10年間減収なし
右肩上がり右肩上がり
10年間減収なし
EPS増加傾向
前期比+2.1%
増加傾向
前期比+4.6%
増加傾向
前期比+8.3%
ROE11.30%10.48%11.44%
PBR1.52倍1.88倍1.43倍
自己資本比率60.1%71.9%60.4%
配当金連続増配24期10期減配なし10期連続増配
配当性向48.8%35.7%35.4%
配当方針累進配当
配当性向50%目安
累進配当
DOE6%と配当性向50%目標
安定配当の継続のみ

*直近本決算実績。クリエイトSDHのみ2026年5月期。PBRは3社とも8/21時点

その中で配当株投資の観点から3社を比較すると、それぞれの特徴が鮮明に見えてきます。

サンドラッグ:増配の実行実績を重視する人向け
サンドラッグは3社で唯一、20期以上の連続増配ランキングに載っています。有価証券報告書に累進配当と配当性向50%目安を明記し、24期の実行が伴っている点が強みです。
一方で配当性向48.8%は3社で最も高く、増配余地は利益の伸びに左右されます。長い増配の実績を重視する人向けです。
マツキヨココカラ:これからの還元強化に乗りたい人向け
マツキヨココカラは売上高1兆1,174億円と3社で最大、自己資本比率71.9%と財務も厚めです。
累進配当を基本に、2031年3月期のDOE6%・配当性向50%という具体的な目標も掲げています。
配当性向35.7%と余力があり、この還元目標が実際に達成されるかに期待する人向けです。
クリエイトSDH:成長と増配のバランスを重視する人向け
クリエイトSDHは売上高成長率が10年平均7.9%と3社で最も高く、直近10期は毎期増配しています。配当性向35.4%で余力も残しています。
ただし配当方針は「継続的、安定的に配当」とあるだけで、累進配当やDOEの数値目標はありません。累進配当やDOEの明記より、増配の実績を重視する人向けです。

私のドラッグストア株スタンス

ゆず
ゆず

私はサンドラッグをまだ保有していません。

この銘柄に注目したのは、3つのテーマで候補を洗い出していたときです。

どのリストにも、サンドラッグの名前がありました。

正直なところ、ドラッグストアを投資先として意識したことはありませんでした。
今回調べてみて、24期連続増配と累進配当の明記がそろう企業だと知りました。

配当性向の余力は大きくありませんが、方針と実績の両方がそろう数少ない1社だと考えています。

買うかどうかは、保有銘柄とのバランスと余剰資金を見ながら判断します。

私が分析に使っている銘柄スカウター

この記事に載せた売上高や配当金のグラフは、有価証券報告書から数値を拾って自分で作ったものです。

ゆず
ゆず

情報発信のため、一般公開されている情報に基づいています。

しかし、この作り方には時間がかかります。10年分をそろえるには、何期分もさかのぼる必要があります。

マネックス証券の銘柄スカウターなら、売上高や配当金の推移を10期以上さかのぼってグラフで確認できます

有価証券報告書から自作した10年グラフと、銘柄スカウターの長期業績グラフの比較

私自身、ブログで取り上げない銘柄の分析は銘柄スカウターで済ませています。同じ結論にたどり着くまでの時間が、圧倒的に短くなります

よくある質問

Q1.配当金はいつ振り込まれる?(権利確定日はいつ?)

A. 「権利確定日は3月末・9月末」となっており、入金はその約3ヶ月後になります。
配当金を受け取るには、権利確定日の2営業日前に株を保有する必要があります。

Q2.サンドラッグの買い時の株価はいくらですか?

A. 過去10年の配当利回りの統計から「配当利回り2.4%以上、株価5,500円以下」がひとつの目安です。
配当の予想が変われば目安も動くため、最新の配当予想で計算してください。

Q3.サンドラッグに株主優待はありますか?

A. あります。毎年3月31日時点で100株以上を保有する株主が対象です。
プライベート・ブランド商品の無料引換券(12種類から1種類を選択)と、優待券2,000円が贈られます。

Q4.サンドラッグは何株から買えますか?

A. 通常は100株単位ですが、単元未満株(S株など)なら1株から購入できます。
まとまった資金がなくても、少額から積み上げていけます。ただし株主優待は100株以上が対象です。

Q5.サンドラッグはNISAで買えますか?

A. NISAの成長投資枠で購入できます。
売却益は非課税です。配当金も非課税で受け取ることができますが、受取方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。

Q6.サンドラッグの増配は今後も続きますか?

A. 24期連続増配を続けており、有価証券報告書に累進配当と配当性向50%目安を明記しています。
ただし配当性向48.8%は目安にほぼ届き、今期の会社計画も当期純利益は前期比+2.4%にとどまります。

Q7.サンドラッグとマツキヨココカラ、どちらがいいですか?

A. 私の足切り条件では、5項目すべてを満たした点で両社に差はありませんでした。
違いは還元の段階です。サンドラッグは24期の増配実績、マツキヨココカラは2031年3月期のDOE6%という将来の目標。実績を取るか、伸びしろを取るかで選び方が変わります。

サンドラッグの投資判断まとめ

今回の分析をまとめます。

【📝投資判断】
サンドラッグは「優良企業」です。
配当方針・増配実績・財務の3つがそろい、私の足切り条件も5項目すべてを満たしました。生活必需品を扱うディフェンシブな業態も、配当の安定に働きます。

【⏳買い時】
配当利回り2.4%以上(株価5,500円以下)が目安です。
過去10年で3割ほどしかなかった水準です。暴落時には利回りが3.2%まで上がった局面もあるため、一度に買わず段階的に買い下がる余地を残しておきます。

【👍魅力的なポイント】

  • 10年間で一度も減収がない安定した売上
  • 有価証券報告書に明記された累進配当と24期連続増配
  • 自己資本比率60.1%で実質無借金の財務

【⚠️注意すべきポイント】

  • ROEは2017年3月期の17.3%から11.30%へ低下
  • 配当性向48.8%で会社の目安50%に接近
  • 海外売上の開示がなく国内の店舗網に依存

次の優良企業を見つけるのは、あなた自身です。

⚠️当サイトは、情報提供が目的であり特定銘柄を推奨しておりません。投資判断は、自己責任でお願いします。

この記事で参考にした資料

サンドラッグ

マツキヨココカラ&カンパニー

クリエイトSDホールディングス

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