【2026年】ライオンの配当と買い時を分析|11期連続増配と累進配当

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【2026年】ライオンの配当と買い時を分析|11期連続増配と累進配当

この記事の結論

  • ライオンは「優良企業
  • 買い時は配当利回り1.6%以上
    配当34円として、株価2,125円以下

※買い時について、過去10年のデータを使った統計分析から客観的に導き出しています。

  • 配当金も株価も成長する優良企業を見つけたい
  • ライオンってどんな企業?
  • 買ってもいいの?買い時は?

配当利回りと知名度で、なんとなく投資先を決めていませんか?
その判断が将来の配当額を大きく左右します。

📉話題性で飛びつき、高値掴み。
💦含み損に耐えきれず損切り。
⬇️そして減配…。

私も同じ失敗を繰り返しました。雰囲気で企業を選び、リスクを見落としたことが原因です。

今では「企業分析・買い時分析・競合比較」を徹底し、保有47銘柄中、46銘柄が含み益です。含み益の合計は870万円(2026年2月時点)。

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この記事では企業分析・買い時分析・競合比較から、再現性のある配当株投資を示します。


最後まで読むことで、次のことがわかります。

  • 配当金も株価も成長する優良企業の見極め方
  • ライオンの投資判断と買い時
  • 競合と比較したライオンの特徴

ライオンは、ハミガキやハンドソープなどの日用品を手がける、国内首位級のトイレタリーメーカーです。
売上の35.2%が海外になります。累進配当を基本方針に掲げ、今期は11期連続となる増配を予定しています。

▼企業分析の結果

項目評価内容
業種ディフェンシブトイレタリー
(化学セクター)
売上高緩やかな増加10年前から増収傾向
EPS長期的に成長長期は成長、今期は90.4円予想
ROE8.95%日本企業の平均並み
PBR1.44倍過去5年の平均よりやや低め
自己資本比率61.1%年々上昇する健全財務
配当金10期連続増配今期で11期連続の増配へ
配当性向30.1%増配余力は十分
配当方針累進配当2027年まで増配継続を目指す

2026年7月16日時点

▼買い時分析の結果

配当利回りの推移と日数ヒストグラム

▼ 買い時の基準利回りを調整できます

–%
ヒストグラム
🔴 機会損失(〜20%)
🟢 買い時(30〜40%)
🔵 高値掴み(50%〜)
利回り推移
🟡 基準以上の期間
分析日数:10年間–日

▼競合比較

項目ライオン花王ユニ・チャーム
概要4912
プライム
4452
プライム
8113
プライム
売上高緩やかな増加右肩上がり右肩上がり
EPS長期的に成長回復途中増加傾向
ROE8.95%11.27%8.32%
PBR1.44倍2.77倍2.12倍
自己資本比率61.1%56.7%65.0%
配当金10期連続増配36期連続増配24期連続増配
配当性向30.1%59.2%48.3%
配当方針累進配当数値目標なしDOE4.5%超
競合の分析記事はこちら
【日用品3社比較】花王・ライオン・ユニ・チャームの連続増配と買い時
【2026年】花王の配当と買い時を分析|37期連続増配でも監視の理由
【連続増配銘柄】ユニ・チャームの配当と買い時を分析|利回りは10年で最高圏

ライオンの企業分析

企業分析からライオンが「配当金も株価も成長する優良企業」か見極めます。

企業分析で行う分析の詳細はこちらで解説しています。

ライオンの特徴

ライオンは、ハミガキなどのオーラルケアを主力とする、国内首位級のトイレタリーメーカーです。日用品に加えて、海外事業や産業用品まで幅広く展開しています。

配当株投資の目線で、ライオンの強みを3つ紹介します。

🪥生活に根ざしたオーラルケアの強さ

ライオンは、歯磨き粉や歯ブラシなど、生活必需品を主力としています。必需品は、景気に左右されにくい収益となります。

中期経営計画では、約900億円をオーラルヘルスケアと海外を中心に事業投資する方針です。

得意分野へ集中的に投資する姿勢が、ブランド力の維持につながっています。

🌏海外と産業用品に広がる収益源

ライオンは国内の日用品に加えて、海外事業と産業用品を展開しています。

2025年の主な売上構成では、合わせて50%近くの割合です。

  • 一般用製品 51.2%
  • 海外事業 35.2%
  • 産業用品 11.5%

引用元:銘柄スカウター

国内の消費だけに頼らない、安定した収益源の分散になります。

💰累進配当を支える増配余力

ライオンは累進配当を基本方針とし、今期で11期連続となる増配を予定しています。

中期経営計画では、2027年まで12期連続の増配を目指すことを明示。自己株式の取得・消却も機動的に実施する方針です。

配当性向は約30%と低く、利益に対して増配の余力が残っている状態です。

売上高○:10年前から増収傾向

🔰売上高とは?【ここをタップ👆】

売上高は、企業の成長性を示す指標であり、事業投資および配当金の源泉です。株価および配当金の成長性を判断する上で、安定した売上の成長が重要

  • :長期で連続した綺麗な右肩上がり
  • :長期で右肩上がり
  • ×:成長していないor減少傾向
ライオンの売上高推移(長期グラフ)
  • 売上高 4,221億円(2025年12月期)
  • 前期比+2.2%、10年前から増収傾向
  • 今期も4,300億円(+1.9%)と増収見込み

売上高は、2017年から長期で右肩上がりです。

一方、2007年の3,417億円からは約18年で+23%と、成長のペースは緩やかです。

中期経営計画では、2027年に売上高4,500億円を掲げています。継続した増収は、安定した配当金の土台となります。

EPS○:長期的に成長、2023年から回復途中

🔰EPSとは?【ここをタップ👆】

EPS=純利益÷発行済み株式数
1株あたりの利益を示す指標。
企業の使命は、EPSを成長させることです。事業投資などで純利益が下がると、一時的にEPSも下がります。EPSの成長は増配期待につながるため、長期での増加傾向が重要

  • :一時的な上下があっても増加傾向
  • :横ばいで推移
  • ×:減少傾向
ライオンのEPS推移(長期グラフ)
  • EPS 99.7円(2025年12月期)
  • 2023年12月期の52.9円から回復途中
  • 今期の予想EPSは90.4円(前期比△9.4%)

長期では右肩上がりですが、今期のEPSは減少する予想です。

最終利益が減る一方、事業利益は+13.8%、営業利益は+10.0%の増益を見込んでいます。

中期経営計画では、EPSの年平均成長率11%超と、2027年に純利益290億円を目標にしています。

ROE△:8.95%と日本平均並みの水準

🔰ROEとは?【ここをタップ👆】

ROE=純利益÷自己資本×100
自己資本をいかに効率的に使って利益を出しているかを示す指標。
ROEが高いほど「収益性」の高い企業と言え、日本企業のROEは平均的に8〜9%程度となります。一方、自己資本が少ない(=借金過多)ため、ROEが競合よりも高く算出される場合に注意

  • :12%以上
  • :10%以上
  • :8%以上
  • ×:8%未満
ライオンのROE推移(長期グラフ)
  • ROE 8.95%(2025年12月期)
  • 過去10年は5%台〜13%台の間で変動

最新のROEでは、競合3社の中では花王に次ぐ水準です。

  • ライオンのROE 8.95%
  • 花王のROE 11.27%
  • ユニ・チャームのROE 8.32%

収益性の改善は、配当の成長余力に直結します。業種による特徴でもありますが、ライオンの収益性は安定していない傾向があります。

PBR△:1.44倍、過去5年平均より低め

🔰PBRとは?【ここをタップ👆】

PBR=株価÷1株あたりの純資産
企業の保有する純資産に対して、株価の割安さを示す指標。
PBR1倍以下は、企業の純資産に対して企業価値が低い状態(例:1万円の入った財布が、1万円以下で売られている状態)。PBRが高い場合でも、企業評価として問題はない
東証はPBR1倍以下の企業に改善策を要請している(日本経済新聞)。そのため、1倍以下の企業は、企業価値を上げるために増配や自社株買いが期待できます

  • :1倍以下
  • :1〜1.3倍
  • :1.3倍より上
ライオンのPBR推移(直近5年グラフ)
  • PBR 1.44倍(2026年7月)
  • 過去5年は1.22倍〜2.40倍で推移
  • 平均1.6倍程度に対して、やや低い水準

PBRは、過去5年の平均と比べると控えめな水準にあります。競合3社の中では、最も低いPBRです。

  • ライオンのPBR 1.44倍
  • 花王のPBR 2.77倍
  • ユニ・チャームのPBR 2.12倍

自己資本比率◎:61.1%、年々上昇傾向

🔰自己資本比率とは?【ここをタップ👆】

自己資本比率=純資産÷総資産×100
企業の「財務健全性」を示す指標。
自己資本比率が高いほど借金が少なく倒産リスクが低いため、不況時でも配当を維持しやすい安定性があります。大規模な事業投資により一時的に借金が多くなることがあるため、傾向も合わせて確認することが重要

  • :60%以上
  • :30%以上
  • :20%以上
  • ×:20%未満
ライオンの自己資本比率推移(10年グラフ)
  • 自己資本比率 61.1%(2025年12月期)
  • 財務健全な状況
  • 2016年の50.0%から年々上昇

盤石な財務健全性をしており、年々自己資本比率が増加しています。
借入金への依存が低い財務は、不況時でも配当金の安定につながります。

配当金◎:今期で11期連続の増配へ

🔰配当金とは?【ここをタップ👆】

配当金は、配当株投資における最終目標。
長期で安定的に成長している企業を厳選。原則、過去に減配や無配転落をしていない企業を選びます。ただし、世界的な経済ショック(コロナショックなど)により、単年のみ減配している企業は、よく分析して判断します。

  • :安定的、連続的な増配傾向
  • :断続的に長期で増配傾向
  • ×:減配or無配実績がある
ライオンの配当金推移(長期グラフ)
  • 配当金 30円(2025年12月期)
  • 今期は4円の増配を予定し、11期連続の増配へ
  • 10年間で10円→30円、3倍に成長

中期経営計画より、累進配当を基本に2027年まで12期連続の増配を目指しています。減配をしない前提を明示した方針が、長期保有の安心感につながります。
一方で、増配率は二桁以上の11.6%となり、高い成長実績もあります。

🔍10年平均増配率(CAGR)の計算
▼CAGRの計算式
11.6%=(30円÷10円)(1÷10年)−1
増配率の計算とポートフォリオの運用について、こちらで解説。

配当性向○:30.1%と増配余力が十分

🔰配当性向とは?【ここをタップ👆】

配当性向=配当金の支払い総額÷純利益×100
配当金の継続可能性を示す指標。
減配することなく継続が可能か、増配する余力が残っているかを判断します。配当性向100%では利益のすべてを配当に充て、100%超では借金や内部留保から支払っている状態です。

  • :30%以下
  • :30%超〜50%以下
  • ×:50%超
ライオンの配当性向推移(10年グラフ)
  • 配当性向 30.1%(2025年12月期)
  • 2023年の減益時、一時的に上昇

利益の約3分の1を配当にあてる、余裕のある状態です。

2023年の減益時には50.7%まで上昇しましたが、連続増配は維持。翌年には収益が回復し、30%台まで減少しています。

低い配当性向は、連続増配や累進配当を持続するためのポイントです。

配当方針◎:累進配当を基本に増配継続

🔰配当方針とは?【ここをタップ👆】

企業と株主の約束であり、企業の還元姿勢を確認します。IR資料をチェックし、意味のある配当方針を掲げていることが重要です。配当金の維持や成長に関連した方針を評価し、「安定的な配当を継続する」といったお気持ち表明の方針は評価しません。

  • :累進配当制度やDOE制度など
  • :配当性向を目標にしている
  • ×:数値目標を伴う方針がない
ライオンの配当方針(決算説明資料)
  • 「累進配当」を基本方針に掲げる
  • 2027年まで12期連続の増配を目指す
  • 自己株式の取得・消却も機動的に実施

中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」で、還元の方針を明確にしています。
累進配当を基本に、連続増配まで掲げている方針を高く評価しています。

結論、ライオンは優良企業

企業分析を確認(タップでひらく)
項目評価内容
業種ディフェンシブトイレタリー
(化学セクター)
売上高緩やかな増加10年前から増収傾向
EPS長期的に成長長期は成長、今期は90.4円予想
ROE8.95%日本企業の平均並み
PBR1.44倍過去5年の平均よりやや低め
自己資本比率61.1%年々上昇する健全財務
配当金10期連続増配今期で11期連続の増配へ
配当性向30.1%増配余力は十分
配当方針累進配当2027年まで増配継続を目指す

企業分析の結論として、ライオンは「優良企業」です。
年々高まる財務健全性と、低い配当性向による増配余力が最大の強みです。

「累進配当をベースに、連続増配まで」を目標として明確に掲げており、高い還元姿勢を評価します。

投資する上での注意点

ライオンに投資する上で、注意すべき点は下記があります。

  • 今期はEPS減少:2023年の落ち込みから回復途中だが、今期は前期比△9.4%予想
  • 成長は緩やか:売上高の長期成長率(10年)は+1.1%
  • 為替変動リスク:海外売上比率は35.2%で、為替変動の影響を受ける

いずれも致命的な弱点ではないと考えています。次の買い時分析で、株価の目安を冷静に見極めます。

優良企業を見つける企業分析は、【銘柄スカウター】で効率的になります。銘柄スカウターの使い方は、下記の記事で解説しています。
【オススメ】使うだけで100万得する!マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選

ライオンの買い時分析

高値掴みを避けるため、過去の配当利回りからライオンの買い時を見極めます。私の行っている2つの分析を解説します。

⏳買い時の分析

10年間の配当利回りをPythonで分析し、「買い時で購入できる日は過去に何日あったか?」を統計的に評価します。

📉暴落時の分析

暴落時における株価の最安値から、市場がパニックに陥っているときの「最大配当利回り」を確認します。

銘柄スカウターを使った買い時分析と暴落時の分析について、詳細をこちらで解説しています。

配当利回り1.6%が買い時

過去10年間の配当利回りから、毎日の最大利回りをカウントしてヒストグラムを作成しました。

ヒストグラムの日数割合から、私は下記のタイミングを判断しています。

  • 🟥上位20%以内は「機会損失」❌
  • 🟩30〜40%は「買い時」⭕️
  • 🟦50%以上は「高値掴み」❌

ライオンにおける配当利回りの推移とヒストグラムは次になりました。

配当利回りの推移と日数ヒストグラム

▼ 買い時の基準利回りを調整できます

--%
ヒストグラム
🔴 機会損失(〜20%)
🟢 買い時(30〜40%)
🔵 高値掴み(50%〜)
利回り推移
🟡 基準以上の期間
分析日数:10年間--日
配当利回り 1.8% ×
購入できた日数:381日
10年間(2,352日)で上位16.2%の日数
→16.2%しかないタイミングを待つのは機会損失
配当利回り 1.6% 
購入できた日数:893日
10年間(2,352日)で、上位38.0%の日数
買い時と判断
配当利回り 1.2% ×
購入できた日数:1,232日
10年間(2,352日)で、上位52.4%の日数
→50%以上もあるタイミングは高値掴み

※過去10年間の配当利回りデータをもとに集計した目安です。

暴落時は配当利回り2.18%まで上昇

ライオンの暴落時の最大配当利回り(10年グラフ)

暴落時につけた株価の最安値から、最大利回りを計算します。暴落の基準として、サーキットブレーカーが発動したときの最大利回りを確認します。

新型コロナウイルスによるショック
最大利回り:1.19%(2020年3月)
日銀の金融政策変更によるショック
最大利回り:2.18%(2024年8月)
米国のトランプ関税によるショック
最大利回り:1.63%(2025年4月)

買い時の株価は2,125円

分析した配当利回りから、ライオンにおける購入タイミングの株価を計算します。今期(2026年12月期)の予定配当金1株あたり34円を使用します。

買い時 1.6%
配当34円、利回り1.6% → 株価2,125円
暴落時の最大利回り 2.18%
配当34円、利回り2.18% → 株価1,560円

2026年7月16日時点での株価は1,682円、予想配当利回りは2.02%。
目安である株価2,125円以下を満たし、現在は買い時の水準にあります。

過去の暴落時と同じ利回りなら、株価1,560円に相当します。暴落でさらに下がる場面も想定し、余力を残して購入を検討します。

トイレタリー業種の競合比較

ライオンと、その競合である花王およびユニ・チャームを比較します。

配当株投資におけるトイレタリーの特徴

トイレタリーは、おむつ・生理用品・洗剤・歯みがきなど、毎日の暮らしに欠かせない日用品を手がけるセクターです。東証の分類では化学セクターに含まれます。

生活必需品のため需要が景気に左右されにくく、典型的なディフェンシブ業種です。収益が安定しやすく、連続増配企業が多いのも特徴です。

配当株投資では、不況時にも配当を維持しやすい点が強みです。一方、国内市場は成熟しており、成長は海外展開に左右されます。

トイレタリー業種の足切り条件

マネックス証券の銘柄スカウターを使用し、トイレタリー業種の財務データを確認しました。

ライオンの足切りスクリーニング結果(銘柄スカウター)

私が行っている足切り条件により、トイレタリーの候補を11社から2社まで絞り込みました。残ったのは、ユニ・チャームライオンのみでした。

▼足切り条件でのライオンの評価

項目合格基準ライオン
収益性ROE
8%以上
8.95%
財務健全性自己資本比率
20%以上
61.1%
配当金の持続性配当性向
50%以下
30.1%
最低限のリターン配当利回り
2%以上
2.02%
成長性売上高成長率
0%以上
+1.1%

ライオンは財務健全性や配当金の持続性など、5項目中5項目で基準を満たしています

ライオン・花王・ユニ・チャームを比較

競合比較を確認(タップでひらく)
項目ライオン花王ユニ・チャーム
概要4912
プライム
4452
プライム
8113
プライム
売上高緩やかな増加右肩上がり右肩上がり
EPS長期的に成長回復途中増加傾向
ROE8.95%11.27%8.32%
PBR1.44倍2.77倍2.12倍
自己資本比率61.1%56.7%65.0%
配当金10期連続増配36期連続増配24期連続増配
配当性向30.1%59.2%48.3%
配当方針累進配当数値目標なしDOE4.5%超

その中で配当株投資の観点から3社を比較すると、それぞれの特徴が鮮明に見えてきます。

ライオン:累進配当による安定性を重視する人向け
10期連続増配を続け、累進配当を基本方針に掲げています。配当性向は30.1%と3社で最も低く、増配の余力があります。自己資本比率は60%を超えており、健全な財務を維持しています。
財務の手堅さと累進配当により、配当の安定を重視する投資家に向いています。
ユニ・チャーム:増配の勢いを重視する人向け
総還元性向65%以上とDOE4.5%超という数値目標を明文化しています。24期連続増配、10年平均増配率13.8%と高く、配当の成長力は抜群です。
中国を含むアジアの業績は回復途上のため、これからの成長に期待。
配当金の成長力を重視する投資家に向いた銘柄です。
【連続増配銘柄】ユニ・チャームの配当と買い時を分析|利回りは10年で最高圏
花王:連続増配の実績を重視する人向け
36期連続増配と、日本で最も長い増配実績を誇ります。ROEも11.27%と最も高い水準です。一方、EPSは2023年の急落からの回復途上で、配当性向は59.2%と高めです。
増配余力には注意が必要ですが、長い実績の安心感を重視する投資家に向いています。
【2026年】花王の配当と買い時を分析|37期連続増配でも監視の理由

トイレタリー業界における私のスタンス

私は化学セクターの銘柄をすでに多く保有しています。
ポートフォリオのバランスを考えると、同セクターへの新規投資は優先度が低いと考えています。

一方で、化学セクターで銘柄を探す方にとって、ユニ・チャームとライオンは優良企業だと考えています。

花王は連続増配の実績が魅力ですが、増配率の低さが個人的に気になります。
購入を検討する場合は、価格面の買い時水準を満たしているかを確認したうえで判断するのがよいと考えています。

よくある質問

Q1.配当金はいつ振り込まれる?(権利確定日はいつ?)

A. 「権利確定日は6月末・12月末」となっており、その約3ヶ月後の「9月・3月に入金」となります。
配当金を受け取るには、権利確定日の2営業日前に株を保有する必要があります。

Q2.ライオンの株価は今、買い時ですか?

A. 過去の統計から「配当利回り1.6%以上、株価2,125円以下」がひとつの目安です。
現在の株価は1,682円(2026年7月16日時点)で、買い時の水準にあります。

Q3.ライオンに株主優待はありますか?

A. あります。100株以上を1年以上継続保有する株主が対象です。
自社製品(新製品中心)の詰め合わせが贈られます。2025年12月実施分から、継続保有の最低要件が「1年以上」に変わりました。詳細はライオン公式の株主優待ページで確認できます。

Q4.ライオンは何株から買えますか?

A. 通常は100株単位ですが、単元未満株(S株など)なら1株から購入できます。
1株なら1,682円(2026年7月16日時点)で、少額から投資を始められます。

Q5.ライオンはNISAで買えますか?

A. NISAの成長投資枠で購入できます。
配当金や売却益が非課税になるため、長期の配当投資と相性のよい銘柄です。
なお配当金を非課税で受け取るには、受取方法を「株式数比例配分方式」にしておく必要があります。

Q6.ライオンの増配は今後も続きますか?

A. 累進配当を基本に、2027年まで12期連続の増配を目指すと明示しています。
配当性向は30.1%と余力があります。今期のEPSは減少する予想ですが、34円への増配を予定しています。

Q7.ライオンと花王、どちらがいいですか?

A. 増配率と配当余力のライオン、増配実績の長さの花王と、タイプが異なります。
私は配当余力と増配率を重視しており、両社を含めた3社を監視しています。

ライオンの投資判断まとめ

今回の分析をまとめます。

【📝投資判断】
ライオンは「優良企業」です。
累進配当を基本に、今期で11期連続となる増配を予定しています。配当性向30.1%と自己資本比率61.1%で、増配余力と財務健全性を兼ね備えた1社です。

【⏳買い時】
配当利回り1.6%以上(株価2,125円以下)が目安です。
過去10年の統計にもとづく水準です。暴落時はさらに下がる場面も想定し、余力を残して臨みます。

【👍魅力的なポイント】

  • 累進配当を基本に、今期で11期連続の増配へ
  • 配当性向30.1%で、増配の余力が大きい
  • 自己資本比率61.1%と、年々高まる財務健全性

【⚠️注意すべきポイント】

  • EPSは回復途中だが、今期は前期比△9.4%の予想
  • 売上高の長期成長率(10年)は+1.1%と緩やか
  • 海外売上比率は35.2%で、為替変動の影響を受ける

詳細な企業分析は、難しく感じるかもしれません。しかし、マネックス証券の「銘柄スカウター」を使えば、誰でもスマホ1台10分で優良企業を見つけ出すことができます。

次の優良企業を見つけるのは、あなた自身です。

【オススメ】使うだけで100万得する!マネックス証券の銘柄スカウター使い方10選

⚠️当サイトは、情報提供が目的であり特定銘柄を推奨しておりません。投資判断は、自己責任でお願いします。

この記事で参考にした資料

ライオン

花王

ユニ・チャーム